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空港の便座シートペーパーがうまく使いこなせない件。正しい使い方は?

空港の便座シートペーパーがうまく使いこなせない件。正しい使い方は?

どーもこんにちは。

台湾マスターです。

さて、最近出張や帰省で飛行機を利用する機会が多く空港に行くのですが、そこでず〜と気になっていることがあるので、そのことについて書きたいと思いました。

テーマは

空港の便座用シートペーパーがうまく使いこなせない件。正しい使い方は?

です。

以前に「台湾のトイレ事情。和式派?洋式派?データから考察します。」という記事にも書いたのですが、私はすこぶる快腸で、暇があればトイレでう●こします。

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友人とか他人の家ではう●こが出にくく、便秘気味になるんですが、家・会社・公共の場所ではなんの問題もなく出ます。

まあ、そんな私のプライベートなことはどうでもいいとして、空港とかのトイレに行くと、必ずと言っていいほど見かけるのが、便座シートペーパーです。

便座シートペーパーについて

画像元:アスクル「トイレシート専用ホルダー」

空港とかのトイレに入ると、こんな感じのホルダーが壁面に取り付けられていますね。で、そこからシートペーパーを取り出し、便座に敷きます。

こんな感じです。

画像元:オフィスコム「クリンペット・ジャパン 業務用便座シートペーパー 1パック 100枚入り」

色々調べたところ、便座シートペーパーも奥が深くて、各種異なったタイプがあるそうです。ほとんどの人がよく見かけるのは上のようなタイプですよね。業界では「ベロを垂らすタイプ」というそうです。

そのまんまやないかい!!

って突っ込みたくなりますね。

ちなみにクリンペットジャパンから販売されている便座シートペーパーの名称は

ボンマルシェ

カレーを連想させるキャッチーな名称です。

 

まあそこはおいておいて、このシートペーパー、どう使ったらいいのか悩んだことないですか?

便座シートペーパー使用の失敗例

私はここ15年くらい空港のトイレに行くたびにずっとシートペーパーの使い方で悩んでます。一体どうやって使えばしっくりくるのか、シートペーパーを手に取ってトイレ内でちょっと考え、ああでもないこうでもないとつぶやきながら、結局

どうでもいいや

と適当に敷くことになり、結果、ほぼ失敗します。

ありがちな失敗1:「ベロ」切り離すときシートが破ける

まず覚え起きたい点として、

便座シートペーパーは非常に薄いです。デリケートです。

便座シートペーパーを便座にセットする際、そんなデリケートな紙でできた、いわゆる「ベロ」の部分を切り離さないといけません。

このベロは周囲の部分と3点で「固定」されています。利用する際はこの3点を分離させるのですが、そのとき、注意しないと勢いでシート自体が破れて使い物にならなくなるという事態が結構な頻度で発生します。私は過去1回のトイレで連続で3枚ほど破いてしましました。

ベロを分離させる際は細心の注意が必要です。

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ありがちな失敗2:シートが「ベロ」につられて便座内部に引き込まれる。

上記で説明しましたが、大多数の便座シートペーパーは「ベロ」部分が便座型の円部分の3点で繋がっています。要するに使用前は1枚のシート状になってます。

使う前に、その3点を指で切り離し、「ベロ」状態にして便座に敷きますが、シートを便座に置いた瞬間、当たり前ながらベロ部分は着水します。

で、シートは水に溶ける「紙」なので、ぐんぐん水を吸収して行きます。すると

便座に置いたシートがベロの「吸水力」によって便器内部に引き込まれ、お尻を便座にのせる頃にはすでに便座の上にはなく、便器の水の中にベロと一緒に浸かってしまいます。

シートを便座にのせた状態で座るためには、ハイスピードでズボンとパンツを脱ぎ、位置を確認した上で便座に座らないとダメです。それでも一部、シートがずれてしまっていて、往往にしてお尻と便座が直に接触し

「ワオ!」

ってなってしまうミスが起きてしまいます。

より完璧にシートを敷いた状態で座りたいなら、いっそのことズボンとパンツをあらかじめ脱いだ状態でシートペーパーを便座にセットし、セットした瞬間にお尻を便座に目掛け座れば、成功率は上がると思います。ただし、絶対に人から見られたくないですよね。まあ見られませんが。

私は先日、水をぐんぐん吸収する「ベロ」に抵抗すべく、便座にのせたシートペーパーを片手で押さえながら、もう一方の手でズボンのボタンを外し、パンツを下ろして屈みながら座る態勢に入ろうとしたところ、

シートペーパーを押さえている手に背面の自動水栓のセンサーが反応し、猛烈な勢いで水と一緒に便座シートペーパーが流される

という悔しい経験をしました。しかも猛烈に流れる「水しぶき」が手にかかる始末。

やってらんねえ。

ありがちな失敗3:「ベロ」とウォシュレットノズルが干渉

日本の公共トイレにはほぼほぼウォシュレットが備わっています。私はウォシュレットが大好きで、どんな場所であろうと、ウォシュレットが備わっている便器でトイレする際は、なんのためらいもなくウォシュレットを使います。

で、シートペーパーの「ベロ」は通常上の画像のようにお尻側に垂らすんですが、そうするとウォシュレットでを洗浄するときにノズル部分が「ベロ」と干渉してしまうことがあります。

ノズルが「ベロ」にあたり、水が飛び散る危険性があります。薄い水溶紙なんで、水に触れればすぐに溶けはしますが、ちょっと焦ります。ウォシュレットボタンを押した瞬間、水が肛門に当たらず飛び散ってる感が一瞬あるんで

「え?え?今何が起こってるんだ?」

って不安になります。

便座シートペーパーの正しい使い方

今回正しい使い方についてネットを駆使して調査してみました。

調査してわかったのですが、

シートペーパーの使い方について疑問を感じている人や、正しい使い方を書いている記事が思った以上に少ない。

ということです。

私だけが気になるのか?それとも皆さん実は正しい使用方法を知りたいにも関わらず、恥ずかしくて他の人に聞けないのか?あるいは、使用方法は常識中の常識なのか?

とりあえず、ネットで調査しベストなアンサーを見つけました。それがこれです。

画像元:スバル株式会社「シートペーパー」

スバル株式会社。素晴らしい企業ですね。ユーザーエクスペリエンスを大切にしている企業なんでしょうね。しかも、ウォシュレットの場合は、

「ベロ」を前側に持ってくるように

との指示まで与えてくれています。さすがです。

ありがとう。スバル株式会社。

で、上記「指導書」の行間を読むと、ベロがあるタイプのシートペーパーの「吸水力」という魔物に立ち向かう方法まで書いています。

どうやって対抗するのか?指導書には

「切り込み部分をたらした状態が気になる方は全部切り取ってご使用ください。」

と書いています。

そうです。

ベロを丸ごと取っちゃえばいいんです!!!

そうすればシートの異常な「吸水力」に悩まされることなく、安心してシートを便座上に置けるんです。

いやあ、これは目から鱗ですね。

っていうか、

シートペーパー、全部ベロなしのドーナツ型の「中抜きタイプ」にすればいいんじゃね?

「ベロ」があってなんか得するのか?

メリットはあるのか?

ユーザー的にははっきり言ってメリットないですよね?

強いて言えば、ベロがあることでおしっこの音が吸収されて周りに聞こえにくいことなのかな?よくわかりません。

製造の観点から言えば、「ベロ」をつけたままの方が製造時の工数がかからず効率よく生産でき、尚且つ「中抜き」部分を廃棄しないため、ゴミを減らせるというメリットがあるんでしょうかね。スバル株式会社の社員さんで私のブログを見てくださっていれば、是非、コメントして正解を教えてもらえますか?

一方、デメリットはありありです。

・ベロを外すとき破れてしまう。

・用を足して立ち上がろうとした時に汗でお尻にシートペーパーが引っ付いて持ち上がってしまい、同時に汚水にまみれたベロ部も連動して水面から顔をだし、立ち上がった太もも付近に接触!という悲劇。

・ウォシュレットノズルと干渉の危険。

・ベロが水を吸うせいで、位置がしっくりこない。

・後ろ側のベロのせいでうまくお尻が拭けない。

とまあ、デメリットは枚挙にいとまがないですね。

はっきり言って

シートペーパーの「ベロ」いらないです。

あと、上記の正規の使用方法以外に、Yahoo知恵袋で見かけた回答が、

ベロ付きのシートペーパーを分離させずそのまま便座に敷いて、う●この重みでベロを分離させるというズボラな使用方法。

万が一分離に失敗したらどうなってしまうのか心配な私には非常に抵抗のある方法ですが、世の中にはそんな風に使用する猛者もいる事が判明しました。

気にならない方は是非、お試しあれ。

終わりに

今回は本当にくだらないことを書いてしまいました。まあ、いつもくだらない記事書いてますが。。。

ただ、シートペーパーを押さえていた手にセンサーが反応してシートペーパーがものすごい勢いで流されてしまったという悲劇が発生したため、この経験を忘れないようにするために記事にしてみました。

便座シートペーパー、他にも使い方はあるかもしれません。なにぶん密室の空間で行われている作業ですので、他の人がどのように使用しているか、確かめるすべもありませんよね。

私はもっとすごい使い方を知っている!!という方は是非コメント欄にコメントください。

以上

台湾マスターでした。

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