台湾では家電は日本で買った方が絶対安いからハンドキャリーね。
どーもこんにちは
台湾マスターです。
このブログでは台湾へ駐在に来られる予定のある方、すでに台湾に住んでいる方、そして台湾に旅行や出張で来る予定のある方に向けて、現地から情報を発信しております。
さて、今回は留学にせよ駐在にせよ、台湾に今後住むことを考えている人、そしてすでにこちらに住んでいるが、台湾のことがイマイチよくわからない人向けに書こうと思います。
テーマは
「台湾では家電は日本で買った方が絶対安いからハンドキャリーね。」
です。
ちょっと長ったらしいテーマで、すでに結論まで先に書いちゃっていますが、家電を買うなら日本一択です。台湾で買ったらダメです。
台湾で家電を買ったらダメな理由
理由は簡単。
日本と比べて価格が高いからです。
例えば、掃除機のダイソン。
「Dyson V7 fluffy オンラインモデル SV11 FF OLB」という今流行りのコードレス掃除機の価格。
2018年10月下旬の時点で日本では43,000円程で売られております。
これが、台湾のアマゾンと言っても過言ではない「PC home」というECサイトでは15,900元で売られております。
日本円(1NT=JPY3.65)に換算すると、
約58,000円です。
その差は1万5千円。
1万5千円の差は大きいですよね。差額でうまい棒1500本も買えちゃいますもんね。1日一本食べたとして、4年間はうまい棒に困らないなんて、最高ですよね。賞味期限が気になるところではありますが。
そして、ニコンの入門一眼レフ「D3400 AF-P 18-55 VR レンズキット ブラック D3400LKBK」
日本だと2018年10月下旬の時点で5万円程で売られております。安いときは4万5千円ほどです。
これが台湾のアマゾンことPC homeでは18,900元です。
日本円(1NT=JPY3.65)に換算すると、
約69,000円です。
その差、約2万円。
台湾ー大阪間のLCC往復チケットを買えるほどの価格差です。
とまあ、家電は日本で買った方が圧倒的に安いです。もちろんこれは2018年現在円安トレンドだから、という理由もあります。
が、しかし円高になったところで、日本製(日本ブランド)のものは海外で製造されていても結局日本の倉庫から仕入れている場合が多いので、その場合は円高レートでの値段設定となって、仕入れ価格が高くなるため、やはり台湾国内の価格はその分高くなります。
なので、
結論としては日本ブランドのものは日本で買った方が安い。
至極もっともなことですよね。
で、ダイソンのような日本以外のブランドの家電も、やはり日本で買った方が安いです。
まあこれは市場規模の問題でしょう。1億2千万人の日本市場と2,300万人の台湾市場だと仕入れ値は日本の方が絶対安くなりますからね。
台湾ブランドの製品は安いですが(安いといっても激安ではなく、日本で買う日本ブランドの製品と同等の値段)、やはり信頼性の問題とかがあって、台湾では家電は日本ブランドの方が人気があります。
では日本で買った家電製品は台湾で使えるのかっていう話をしましょう。
日本の家電は台湾で使えるのか?
結論から言うと、ほとんどの製品は問題なく使えます。
ただし、電圧と周波数にはご注意ください。
台湾の電圧:110V
台湾の周波数:60Hz
それに対し、日本。
日本の電圧:100V
日本の周波数:50Hz or 60Hz
ですので、規格が若干異なります。
が、
そんなの関係ねえ。
ってことで、日本で家電を買って台湾にハンドキャリーし台湾で使用する人が昔から多くいます。爆買いブームは過ぎた感がありますが、今でも円安なんで、やはり日本で家電を買って帰る人がめちゃくちゃいます。
私も日本出張の際には台湾人の同僚から出張のついでに流行りのパナソニックのドライヤーやらなんやらかんやら買ってきてと言われますが、
決まって「ちょっと何言ってるかわかんない。」
と言って拒否しています。
ちなみに私の台湾人の上司は日本出張のついでにダイソンの掃除機を2台買って台湾に持って帰っていました。
で、台湾のYahoo知恵袋とか、2ちゃんねる(今は5ちゃんねるですかね。)のようなネット掲示板にもよく「日本の家電は台湾で使えるのか」というような内容のテーマが熱く議論されていますが、それを見る限り問題は出ていないようです。
・電圧の10%の差異なんで誤差の範囲内だぜ。
・日本の家電は周波数50Hzと60Hzどちらも対応してるから大丈夫だぜ。
・日本のブランドはこんなくらいの誤差を考慮に入れて設計してるから大丈夫だぜ。
っていうコメントをよく見ます。
私もテスコムのドライヤーを5年くらい前に日本の実家から借りパクして今に到るまで使用していますが、
全く問題ありません。
もちろん100V/50‐60Hz/1200Wの日本バージョンです。ただし、MADE IN CHINAとでかでかと書かれています。
そして我が家の電子レンジも日本で買ってハンドキャリーし、台湾で4年以上使用しています
スペックはこちら。
タイ製で「日本国内専用」とはっきり書かれていますね。
でも、
ノープロブレム。そしてモウマンタイ。
割と電圧とかにセンシティブそうななドライヤーもレンジも大丈夫なんでハンドキャリーできる家電は日本製のものを使用しても問題ない感じですね。
でも、これだけは言わせてください。
・何があってもすべては自己責任です。
・メーカー保証の対象外となります。
・製品寿命に影響がでる可能性があります。
・変圧器を使うのがベターです。
心配な人は家電は値段が高くても台湾国内で購入しましょう。台湾国内で購入すれば電圧や周波数なんか考えなくてもいいですし、メーカー保証もありますからね。
リスクをとるか。安全をとるか。
よく考えて決定しましょう。
終わりに
エアコンとか洗濯機とか冷蔵庫なんていう代物はハンドキャリーなんてできない大きさなので現地で購入するしかないですし、保証とかの問題を考えると現地購入がベターです。
でもハンドキャリーできる大きさの家電については、私は日本で買って台湾でそのまま使用する場合が多いです。やはり圧倒的に安いですからね。背に腹は代えられません。
ハンドキャリーが微妙な27インチのiMacを日本で買って台湾にハンドキャリーする猛者も結構いますからね。
私は外国人が日本で爆買いする気持ちがよ~くわかります。
以上
台湾マスターでした。
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興味深い記事、ありがとうございます。
この電子レンジは14kgあるようですが、機内持込はできない重さだと思うんですけれど、預入荷物にされましたか?
その場合、どのように梱包されたのでしょうか?
お覚えでしたら、教えていただけたらありがたいです。
リュウ様
コメント頂きまして誠にありがとうございます。
機内持ち込みはできませんので、預入荷物として持って帰りました。
特別な梱包はせず、買ったままの段ボール(内部は発砲スチロールでレンジが固定されている状態)に「割れ物注意(FRAGILE)」のシールを預入の際にスタッフに貼ってもらい台湾に持ち込みました。
こればかりは「バクチ」みたいなもので、「到着して壊れてたら仕方がないな」とあきらめるしかないかと思いますね。ただ、台湾の場合は荷物を投げられたりしないので、比較的安全かと思います。保証はできませんが。。。
以上
台湾マスターより。