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台湾のおすすめ海釣りスポット~東北角エリア編。磯釣り&堤防

台湾のおすすめ海釣りスポット~東北角エリア編。磯釣り&堤防

ど~もこんにちは。

台湾マスターです。

さて、このブログでは台湾の経済・社会・観光など、ありとあらゆる台湾にまつわる事象を、超個人的な視点から記事にさせて頂いております。

私の趣味の一つが釣りなので、釣りについての情報もアップしていますが、今回は台湾の東北角にスポットを当ててみようと思います。

台湾の海釣りのメッカといえば台湾北部に位置する基隆というエリアです。

基隆はカンパチやサワラ等が堤防から釣れるので、台湾で一番人気の釣りエリアとなっています。しかし

安全の観点から、海釣りに対する規制がたくさんあり、なかなか自由に釣りができないのが現状です。

その点、東北角エリア」は海釣りの規制が基隆よりは厳しくないため、また、海岸線の景色が絶景なので大人気です。

今回はこの場所にスポットを当ててみようと思います。

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東北角ってどこ?

東北角は読んで字のごとく、台湾の北東の角に位置しています。

基隆から新北市、そして宜蘭に続く103キロメートルにも及ぶ海岸エリアの総称が「東北角」です。このうち、磯エリアが66キロメートルもあり、台湾における磯釣りのメッカとなっています。

アクセスは良くないので、レンタカーを借りるのがベストです。釣りではなくとも、海岸線がものすごいキレイなので、ドライブするにはぴったりです。私もよくここにドライブに行きます。晴れた日のドライブは最高ですよ!!

東北角で磯釣りする際の注意点

まず、以下の図を参照ください。これは公式に発表されている東北角における「危険な磯釣りエリア」です。25エリアが高波が発生しやすいポイントで、そのうちの17エリアが気象条件によっては、釣りが禁止されます。

高波注意エリア:高波マーク

気象条件次第で釣りが禁止されるエリア:高波+禁止マーク

下がそのマークになります。

高波注意エリアと、気象条件により釣りが禁止されるエリア(17エリア)をまとめたのが下図となります。

土地勘もないでしょうし、漢字の地名をみてもわからないでしょうから、上の図と見比べながら確認しましょう。(上図も各エリアを拡大するとマークが見えます。)

覚えておきたい点として、

危険とは書かれていますが、釣り自体は禁止されていません。

しかし、上記で述べたように、以下の気象条件である場合、17エリアで釣り禁止となります。

その条件は以下となっています。下図は原文です。

1.当該地域に台風警報が発令されている場合。

2.ビューフォート風力階級が平均8級で、波の高さが6mを超えると予想される場合。

もし、気象条件の関係で釣りが禁止になっても釣りをしていた場合、

発展観光条例 第64条の規定により3,000~15,000元の罰金が科されます。

ご注意ください。

安全装備

磯釣りをされている方なら基本中の基本ですが、磯釣りは釣りの中でもかなり危険な釣りになりますので、安全装備が必須です。

尚、釣り具や釣りの安全装備は日本の方が圧倒的に安いので、現地では買わず、日本で買って持っていきましょう。

・フローティングベスト

・スパイクブーツ

・ヘルメット

ヘルメットまでは必要ないという人もいますが、海外で転倒して頭打って怪我したら大変ですし、打ちどころが悪ければ怪我では済まされません。実際私もここのエリアに降りて歩いてみましたが、滑って滑って大変危険でした。外国人は万が一に備えて、ヘルメットを被って釣りすることをお勧めします。

毎年このエリアでは高波にさらわれて命を落とす釣り客がいます。危険と隣り合わせであるということを忘れずに、安全を心がけて釣りを楽しみましょう。

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東北角で釣れる魚

イスズミ(中国語名:白毛bai2mao2)

メジナ(中国語名:黑毛hei1mao2)

オヤビッチャ(中国語名:五線雀鯛wu3xian4que4diao1)

アイゴ(中国語名:臭肚chou4du4)

クロハギ(中国語名:吊仔diao4zai3)

ブダイ(中国語名:鸚哥魚ying1ge1yu2)

カマス(中国語名:金梭魚jin1suo1yu2)

そして、東北角に位置する魚港ではイカも釣れます。

イカ(中国語名:烏賊wu1zei2)

※台湾では、「イカ」の中国語名が色々あって、烏賊と言ったり、花枝とか魷魚とか墨魚など。実はそれぞれ違いがあるらしいですが、 ウィキペディアの情報によると、ぶっちゃけ違いをよくわかってない人が多いそうです。わたしもよくわかりません。私は「烏賊」と呼びます。

仕掛け

予め断っておきますが、私自身は磯釣りはしないので仕掛けがどうこうは詳しくはわかりません。ただこのエリアで磯釣りしている人を観察している限り、フカセ釣りがメインです。

堤防での釣りはジギングがメインです。

東北角のおすすめ磯釣りスポット

上述したように、基本的に磯エリアならどこでも釣りができるのですが、釣り場までのアクセスが良い場所はここです。

莱莱秘境の隣の道から入るエリア

台北の松山空港でレンタカーを借りて向かった場合、1時間半ほどで到着します。

海岸線を走っていると、右側に白い特徴的な建物が見えます。


そうすると右側に鋭角に曲がる細道がありますので、そこを入っていきます。

見ての通り、あまりにもヘアピンなので、侵入する場合は一旦通り過ぎてからUターンして、反対車線から入る必要があります。

無難なのは、近くの白線の場所に車を停めるか、あるいはそこから350メートルほど走って「四角窟観景台」という駐車場のある観光スポットに停めるかのどちらかになると思います。それがこちら。

※この駐車場の近くから磯エリアにアクセスできるジャングルのような細道があったのですが、当時の記憶があいまいなのと、写真を撮り忘れるという失態を犯したので、行かれる方は是非、自分でアドベンチャーしてください。一つ言えることとして、確実に磯へとつながる細道はあります。「STAP細胞はあります!」とかのレベルではなくて確実にあるので、ご自身で探されてください。

どんな感じの磯なのか、見てみたい方は、 Google Mapで「鶯歌石黑毛礁」とか「莱莱地質区」と打てばGoogle Mapに投稿されている写真が見れますので、是非確認して下さい。特に「鶯歌石黑毛礁」にはたくさんの魚の写真が投稿されているので、参考になると思います。

東北角のおすすめ堤防釣りスポット

東北角でのおすすめ堤防釣りスポットは「大渓漁港」一択です。ここはめちゃくちゃ有名です。

レンタカーで行く

台北の松山空港でレンタカーを借りて向かった場合、1時間ちょっとで到着します。

車で走っていくと、右手に廟が見えますので、その道を右に曲がります。すると駐車場がありますのでそこに停めることが可能です。(ただし、人気スポットなので、早朝からすでに満車状態ということもあります。)

電車で行く

電車で行けなくもないですが、遠いですし、時間がかかります。ただ、車窓からの景色は見ものです

松山空港から出発したと仮定して、MRTや電車を乗り継げば早ければ2時間半ほどで到着します。

注意点としては、大渓駅で降りたあと、大渓漁港の堤防まで2キロ弱歩かないと行けません。駅からタクシーでの移動も可能でしょうが、場所が場所だけに確実にタクシーを捕まえれられるかは微妙です。なので、歩いて堤防まで行く覚悟をしておいた方がよさそうです。そして帰りはほぼほぼ歩きで駅まで戻る必要があります。

ここはサワラ・サゴシ(中国語名:土魠魚tu3tuo1yu2/釣り人からは馬加と呼ばれている)が釣れることで有名です。

釣り方はもちろんジギングです。

海面から堤防まで10メートルほどあるので、硬いヘビーのロッドで引っこ抜くよりほかないと思います。

おなじみの周元偵さんがいつもここで爆釣してます。

私も過去に挑戦しましたが釣れませんでした。あと、人がものすごい多くて投げるのに勇気がいります。でもこんな動画を見せられてたら釣りたいですよね~。

終わりに

今回は主に磯釣りにスポットを当てました。私自身は磯釣りはしないのでその醍醐味は何たるかについて語れないのが残念です。

いつかは挑戦したいです。

東北角エリアは釣りだけじゃなくて、車でのドライブや自転車で爆走するにも最適なエリアなので、台湾の都市部はもう飽きたというコアな旅行者はレンタカー借りたりして、ここをドライブしてもらいたいですね。

以上

台湾マスターでした。

※上で紹介したエリアマップ等はここのページからダウンロードできるので、必要な方はダウンロードしてくださいね。ページの一番下にある「磯釣安全須知正面」と「磯釣安全須知背面 」のPDFがそのファイルになります。

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