マジメな話題から笑える小噺まで。ニッチな台湾を紹介します。

台湾の謎魚・珍珠石斑(マナグエンセ/グアポートタイガー)について。

台湾の謎魚・珍珠石斑(マナグエンセ/グアポートタイガー)について。

どーもこんにちは。

台湾マスターです。

さてさて、いつも楽しみに見ている秦拓馬さんのYouTubeの動画を見ているとなんと台湾の動画がUPされていましたので、ついついブログを書きたくなりました。

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市外桃源聯合休閒魚池でのバス釣り大会

管理釣り場での動画が上がっていたのですが、そこはまさしく私が以前ブログで紹介した場所だったので驚きです。

泣く子も黙るほどの実力者である秦さんもこの管理釣り場では「釣れない」と嘆いておられたので、本当にシビアな管理釣り場なんでしょうね。でもしっかりとデカいバスを一匹釣り上げていたのはさすがですね。台湾でもっともポピュラーなティラピアも釣っておられましたが。。。

私は大阪出身ですので、秦さんの動画を見るたびになんか安心してしまいます。笑いとかノリとかいいですよね〜。

ちなみに秦さんが釣っていた管理釣り場の「市外桃源聯合休閒魚池」は2018年11月5日から12月31日までは休業となっています。この間に清掃と障害物の設置を行い、来年2019年1月1日からリニューアルオープンとなります。

なので、この期間中はわざわざここに来ても釣りができないのでご注意ください。とは言ってもアクセスがかなり悪いので行く人もあまりいないと思いますが。

謎魚・珍珠石斑(チェンツースイーパン)について

で、上の動画から4日後の11月8日にも秦拓馬さんは台湾の動画をUPされていました。

私はこの動画を見て「西田カメラマン」のくだりと「チェンツースイーパンの連呼」で大爆笑してたのですが、まあ、ちょろっと突っ込みたい部分もあったので、ここで書かせて頂こうかと思います。

まず、この釣り場について。

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珍珠石斑が釣れるポイント

この動画で紹介されているのが台中市にある「旱溪han4xi1(発音:ハンシー)」という場所です。釣られていた場所は「積善橋」という橋から入っていったポイントです。

この「旱溪」台湾高鉄(新幹線)台中駅から車で15分くらい走った小さな川です。

ストリートビューで見るとこんな感じ。

ここから入って上流の方に歩いていくと、謎魚・珍珠石斑(チェンツースイーパン)が釣れた場所となっています。

新幹線の駅からも近いですし、タクシーもバンバン走ってる場所なので、アクセスは非常にいいですね。

ちなみに台湾のYoutuberがこのポイントで珍珠石斑を釣ってる動画があったので興味のある方は是非見てください。

珍珠石斑(チェンツースイーパン)とは?マナグエンセ?

秦拓馬さんは「チェンツースイーパン」とおっしゃっていましたが、もっと中国語に近い発音で言えば「ジェンジューシーバン」になります。ちなみに漢字は珍珠石斑と書き、ピンインは「zhen1zhu1shi2ban1」となります。

中国語で珍珠とは「真珠(パール)」という意味です。石斑とは高級魚の「ハタ」のことで、この珍珠石斑は直訳すると「真珠ハタ」となります。単に外見がハタに似てるので「石斑」と名付けたようですが、

「ハタ」とは全く関係のない魚です。

学名は「Cichlasoma managuense」で英語名は「Managuense or Guapote tiger」です。

日本の熱帯魚店ではマナグエンセとして売られています。秦さん情報によると7,800円で売られているそうですね。グアポートタイガーという名前も間違いではありませんが、マナグエンセの方が一般的です。

この珍珠石斑、当たり前ですが台湾原産ではなく中南米のニカラグアの外来魚です。1988年に観賞用として輸入されましたが、成長が早く、生命力が強く、そして病気にも強かったため次第に養殖されるようになりました。ただし、あまり市場での受けがよくないため、ものすごい数が養殖されているわけではありませんが、一応、食用としてレストラン等に出回っております。「ティラピア」より美味しいとされていますが、私は食べたことがないのでコメントできません。

どう猛で固有種を食べてしまうので台湾の生態系にとって脅威となっています。

タイワンドジョウ?プラーチョン?

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画像元:ウィキペディア

動画の最後の方でAMOさんが釣っていた日本のライギョみたいな魚がいました。あれは秦さんはタイワンドジョウと言っていましたね。

広義ではタイワンドジョウで間違いありませんが、あれはいわゆる日本でよく見るライギョではなくて、東南アジアのプラーチョンですね。

学名:Channa striata

こちらではよく「泰國鱧tai4guo2li3(発音:タイグオリ)」といいます。

台湾では結構いろんな場所にいて、プラーチョン目当ての釣りをしている人も多くいます。私はまだ釣ったことがないので、釣れ次第、このブログで紹介いたします。

終わりに

有名人である釣り界のカリスマ・秦拓馬さんに台湾の釣り情報を発信していただけるってすごい嬉しいですよね。

しかも私が行った事のある場所で釣りされてて、私と同じく、シビアなポイントっておっしゃってましたもんね。感覚が一緒っていうのは嬉しいです。ただ、秦さんがすごいのはなんやかんやでキチンと釣り上げていたことですね。さすがです。

素人に毛が生えたような単なる釣り好きの私とは全然違いますね。

秦さん、次回、台湾に釣りに来られることがございましたらご連絡ください。

中国語話せますよ!正確な中国語の発音、教えまっせ!

以上

台湾マスターでした。

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