マジメな話題から笑える小噺まで。ニッチな台湾を紹介します。

あなたの知らない台湾ー平均月収編

あなたの知らない台湾ー平均月収編

こんにちは。

今日もニコニコ 台湾マスターです。

台湾旅行、大人気。

ですよね。

近いし。LCCのおかげで安いし。食いもん美味いし。文化的にも近いし。親日だし。タピオカミルクティー美味しすぎだし。小籠包、アツアツすぎて口ん中をたとえ火傷しても許してしまう美味しさだし。それぐらいの魅力が台湾にはあります。人気が出るのは当然です。

質問

あなたは台湾について上記以外に何を知ってますか?

・台湾人の平均月収知ってますか?

高速道路に料金所がないこと知ってますか?

冬でも平気で雪駄で歩く理由、知ってますか?

雨がっぱを前後逆に着る理由、知ってますか?

擬音表現が日本と全然違うの、知ってますか?

これをググらずに知っていたとしたら、もうあなたは台湾人です。このブログ見なくていいです。

では、まじめな質問から回答していきましょう。

「あなたの知らない台湾ー平均月収編」です。

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台湾人の実質平均月収

先日台湾統計局が発表した台湾人の「基本給、諸手当、残業代、ボーナス」を足して、「インフレ要素」を排除した実質平均月収は

台湾元で47,271元です。(日本円で17万円くらい。年収換算で205万円)

この数字を見てどう思いますか?

日本の水準からするともちろん少ないですよね。日本のだいたい半分です。しかもこの数字、月1,000万円以上稼いじゃう「ごく少数の超絶エリート」からアクセク一生懸命働いても月7万円くらいにしかならない「工場のワーカー」さんまで全部ひっくるめて平均した数字です。中央値ではないです。なんで、現実的には、感覚的には13万円くらいが平均月収じゃないでしょうか。

上がってる?下がってる?

しかもしかも、この給与水準は17年前とほぼ変わりません。ここ2年くらい政府主導で賃上げを進めて、やっとこさ17年前の水準に戻ったんです。実際2003年を境に平均給与は10年間下がり続け低迷していたんです。

給与は下がるがインフレがガンガン進行する。

最悪です。

いまだにデフレから脱却できそうもない日本の方がまだマシではないでしょうか?そんな悲惨な状況にもかかわらず、東北地震の時は200億もの義援金を日本に送ってます。しかも2011年の平均給与は今よりも低い状態だったんです。

素晴らしくないですか?台湾人。

感動しますね。

台湾人は日本人と一緒でiPhone大好きです。高価なのにかなりの人がiPhone持ってます。しかもかなり貯金してる人がいます。給与水準が低いのに、どこからかお金を捻出して、日本人よりも贅沢な暮らしをしてる人がたくさんいます。意味不明です。

このこと、あなたは知ってましたか?

今後、気が向いたらなんで給与水準が低いのに優雅に楽しく暮らせるのか、その謎を紐解いてみましょう。

今回はここまで。

 

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