マジメな話題から笑える小噺まで。ニッチな台湾を紹介します。

あなたの知らない台湾ー雪駄編

あなたの知らない台湾ー雪駄編

今日もお疲れ様でございます。

台湾マスターです。

「あなたの知らない台湾」シリーズ第三弾です。
第一弾 平均月収給与編
第二弾 高速道路編

次はちょっと力を抜いて。

雪駄編をやって行きましょう。

雪駄??

一瞬なんて読むかわからないですよね。「セッタ」と読みます。簡単な話、ビーチサンダルですね。

じゃあ、ビーチサンダルって書けよ。って思いますよね〜。実際、今書いてて、自分でも「あ、あれビーチサンダルだ」、「頭の中でイメージしてた台湾人の履いてるやつ、あれビーサンじゃん!」ってひらめいたのも束の間、別の単語がすぐさま出てきました。

「いや違う、ビーサンじゃない、あれはスリッパだ!」

と、このように単語が走馬灯のように頭を駆け巡り、結局スリッパで落ち着きました。「海外生活者あるある」なんですけど、結構日本語の単語がサッと出て来ない時があるんですよね。忘れてるんでしょうね。バカになっちゃってるんでしょうね。ごめんなさいね〜。多分、私が書いてる文章も違和感あったりするんでしょうね〜。sorry!ソーリー〜!

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高スリッパ率

で、本題に戻りますが、台湾人のスリッパ率、高いです。夏場はまだわかりますよね。靴蒸れるし、靴下履くの面倒だし。でも、台湾人は春夏秋冬、年中スリッパを履き、我が物顔で街を闊歩してます。まあ、流石に女性で履いてる人はあんまり見ませんが、中年男性のスリッパ率、半端ないです。もっと言うとビンロージくちゃくちゃ噛んで、タバコ吸って、無精髭生やしてメタボの中年男性、

95%が1年中スリッパ履いてます。

もうこれは言い切っちゃって構わないと思います。

ここでワンポイントレッスン。

こう言う人をこっちでは尊敬の念を込めて「台客 tai2 ke4」と呼びます。しかも、スリッパといっても、原価10円もしないような下の写真のような超チープなスリッパをこよなく愛してます。

スリッパ好きの理由

理由はと言いますと、さっき言ったように足が蒸れるから靴履きたくないとか、すぐに外出できるとか、そもそもが「ずぼら」が主たる理由なんですが、1つ、考えさせられる理由がありました。それは、台湾は雨が多いから。です。特に夏場は朝カンカン照りでも、昼の2時から5時くらいまでスコールがほぼほぼ確実に降るんですね。ゲリラ豪雨並みの雨がドバーッと降るんで、すぐにビッショビショになるんですね。

しかも台湾人の交通手段は基本バイクです。靴履いてると一瞬で濡れてしまって、しかも簡単に乾かないんで不快感半端ないんですよね。そして、夏以外に冬も北部は雨が多いんですよ。特に旧正月前後(1月から2月)は雨ばっかりです。「休日。228平和記念日。台湾の気候は?」でも書きましたが、台湾北部の冬は寒いです。

台湾のジェントルマンさんは「寒さ」と「不快感」を天秤にかけたら、「寒い方」を選ぶんですね〜。すごい我慢強いんですね〜。って、誰でも「寒さ」を選ぶか。と言うよりも、

「あったかい防水の靴履けば問題解決じゃん。」

と言う事で、春夏秋冬、台湾人のジェントルマンさんはスリッパをこよなく愛してると言う結論でした。

今回はここまで。

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