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台湾のスクーター事情と改造マフラー装着の爆音スクーターにうんざりする件。

台湾のスクーター事情と改造マフラー装着の爆音スクーターにうんざりする件。

どーもこんにちは。

台湾マスターです。

さて、皆さんが台湾に来られてビックリした点として、スクーターの量だと思います。とにかくものすごい量のスクーターが走ってます。

朝の出勤ラッシュ、そしてアフター5には

ヌーの大移動の如く、スクーターが道を占拠しています。

で、そんな中結構な確率で見かけるのが、

イキった改造マフラーを装着してるスクーターです。

私はそんなスクーターが許せません。見るだけでもううんざりです。

大嫌いです。

何が嫌いって、

爆音ですよ。

とにかくうるさ過ぎる。

私は性格が穏やかな方だと自分では思いますが、改造マフラーを装着して爆音出しながら走ってるスクーターを見かけた瞬間に、一気に気分を害します。

この世からいなくなればいいのに。

と真剣に思います。

ということで、今回はこの改造スクーターの騒音がいかに私を怒らせているかについて語ろうと思います。

まずは台湾におけるスクーター事情について説明します。

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台湾のスクーター事情

スクーターは台湾人にとって生命線です。

No Scooter , No Life。

もうこれです。この言葉につきます。

スクーター・バイクの販売店や修理のお店がコンビニと同じくらいというか

コンビニ以上にある

と言われています。

どんだけ〜

って思いますよね。

私が見る限り、確かに、めちゃめちゃ多いです。故障しても自力でなんとかスクーターを押しながら修理してくれる店まで運べるくらいに多くの店舗が存在しています。

まあ、「No Scooter , No Life」ですからね。それくらいの店舗が存在していても不思議ではありません。

ちなみに私もこっちに来てからず〜っとスクーターに乗っています。今も乗っています。

やっぱり非常に便利ですもんねー。街の至る所にスクーターの駐車スペースがあるし、チョチョっと買い物に行く分には非常に便利な乗り物です。

ちなみに台湾におけるバイクのシェアですが、現在以下の様な状況です。

台湾のスクーター(バイク)シェア

メーカー 2016 2017 2018
KYMCO 37.1% 37.5% 35.6%
YAMAHA 31.0% 30.0% 25.5%
SYM 19.3% 20.3% 21.3%
PGO 5.9% 4.8% 4.4%
Gogoro 1.5% 3.4% 8.4%
その他 5.2% 4.0% 4.8%

参考元:JORSINDO.COM

KYMCOが堂々のシェア1位に輝いています。

我らがYAMAHAは年々シャアを落としていますね。2位ではありますが、今後が心配です。。。

一方、シェアを伸ばしているメーカーはというと、SYMとGogoroです。

台湾人の話を聞くと、昔はYAMAHAが品質的にも抜き出ていたが、最近では台湾メーカーのKYMCOもSYMもYAMAHAと遜色ない品質を実現していると言っていました。

ま、KYMCOもSYMもどちらも昔はHONDAから技術提供されていたんで、品質面でそこまで問題はないんですけどね。

実際私も今はSYMのスクーターに乗っていますが、以前に乗っていたYAMAHAのスクーターと変わらないなという印象です。

最近ではデザイン面でもYAMAHAに負けていませんしね。

あと、ここ数年ものすごい勢いでシェアを伸ばしているのが

Gogoro

です。

最近街中で本当によく見かけます。おしゃれですよねー。私も欲しいです。

近未来的なデザイン、そして電動スクーターならではの静かさが非常に魅力的です。

音が静かだという点でもう

買い

ですよね。

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改造マフラー装着の爆音スクーター

台湾でよく見かけるのが改造マフラー装着の爆音スクーターです。

不良の高校生、イキった大学生がよく乗っています。

とにかくものすごいうるさい!!!!

うっさいねん!!!

って叫びそうになります。

日本にも絶滅危惧種である「暴走族」が爆音を轟かせながら大阪岸和田の国道26号線を走ったりしていますね。警察は毎年「イレブンスリー」と呼ばれる暴走族のイベントに警戒しているそうです。

本当、何がいいのか意味不明ですよね。今は尾崎豊の時代ではないんです。

で、話は脱線しましたが、台湾にはいわゆる群れをなして迷惑走行をする「暴走族」はいません。

シンプルにダサい

ってわかってるんでしょうね。

でも、スクーターのマフラーを交換したり、ショックを交換したり等、スクーターをいじり倒している「ヤカラ」はたくさんいます。

小遣いやバイト代、そして全身全霊をスクーターに注ぎ込んでいる若者が多く存在する台湾。

そして、そのバイクから容赦無く放出される爆音。

その音を聞いた瞬間、

超イラっときます。

笑顔から0.1秒で鬼瓦のような顔に変身し、舌打ちをした上で、ものすごい勢いで睨みつけてしまいます。

特に、深夜の皆が寝静まった時間帯に爆音を轟かせながら帰宅するバカ者がいたりすると、窓開けてリンゴとかトマト投げたくなりますね。18世紀を題材にしたヨーロッパの映画とかででよく見るじゃないですか。窓からいろんなもの投げてる光景。

もう、正気でいることが不可能なくらいイライライライラします。

運転してるバカ者も耳に障害が残るのではないだろうかと逆に心配になるほどの音です。

なぜにあんな爆音をならす意味があるんでしょうね。

モテたいのか?

かっこいいと思われたいのか?

アンタッチャブルな存在と思われたいのか?

暇なのか?

人の注意を引きたいのか?

人と違ったことをしたいのか?

スピードを出したいのか?

威圧感を出したいのか?

ちょっとお金持ってますよアピールしたいのか?

バイク知識を見せびらかしたいのか?

承認欲求が強過ぎるのか?

色々、相手の立場にたって考えて見ましたが、よくわかりません。

シャアならこう言うでしょうね。

画像参照元:ガジェット通信

シャアのような大人の達観した人間ならこう言って、腹立つこともないんでしょうが、

私はシャアじゃないんで。

爆音を聞いた瞬間にもう

頭に血が上って正気を失います。

終わりに

なんか瞬間的な怒りを抑える対処法ありますかね?

パッと思い浮かんだのはノイズキャンセリングヘッドホンを常に着けておくことですが、24時間常時装着するわけにはいかないんでね。

うーん。。。。。

方法あれば教えてください。

あと、もしスクーターのマフラーを改造して爆音にしたい理由がわかる人がおられましたら正解を教えてください。

以上

台湾マスターでした。