マジメな話題から笑える小噺まで。ニッチな台湾を紹介します。

台湾人の好きな日本のお菓子と苦手なお菓子。

台湾人の好きな日本のお菓子と苦手なお菓子。

大変お世話になっております。

今日も寝不足の台湾マスターです。

突然ですが、台湾でお友達とかいたりしますか?今はネット社会なので、簡単にいろんな国の人と繫がって友達になれますよね。

このブログをご贔屓にしてくださっている皆様も、ネットを通じて友達になった台湾の人がいたり、観光とかお仕事でお世話になった台湾人がいたりするかもしれませんね。

また、台湾で働いている日本人の方なら、当然ながら同僚にはたくさんの台湾人がいると思います。

日本から台湾に来て台湾人の友人に会う時、手ぶらでは来れないですよね〜。また、日本出張が終わって台湾に帰って来るビジネスパーソンさん、流石に手ぶらで帰って来たらその姿を見た同僚は確実にキレますよね〜。

ということで、今回は台湾人が好きな日本のお菓子と、苦手なお菓子について語ります。

っとその前にまず、台湾でお土産としてよく購入される台湾の定番お菓子を紹介したいと思います。

台湾の定番お菓子

台湾の定番といえばもうこれしかないでしょう。そう「パイナップルケーキ」です。

※引用:台湾の超人気店「微熱山丘」HPより

日本人的に見て、

「え、これケーキなの?ケーキにカテゴライズしてもいいの?」

という意見が多々ありますが、それも愛嬌。名称は「パイナップルケーキ」で間違い無いです。

ちなみに中国語では「鳳梨酥feng4 li2 su1」と言います。

店で見かけて欲しくなったら、指をさして「ウオ ヤオ チェガ(これが欲しい)」と店員さんに言ってみましょう。詳しくは「台湾観光、中国語は大丈夫?知っておいて損はない中国語を教えます。」の記事を見てくださいね。

このパイナップルケーキは台湾で買って帰るお土産ベスト5には必ず入るお菓子ですね。私も個人的に大好きです。特に上の写真の「微熱山丘」のパイナップルケーキは本当に美味しいですね。日本にはまだ進出してきていないようですが、そのうち進出するのではないでしょうかね。

※この記事を読んでどうしても美味しいパイナップルケーキが食べたいという方、アマゾンで「Chia Te」というこれまた台湾で有名な美味しいパイナップルケーキを見つけました。気になる方はどうぞご賞味あれ。

で、次に有名なお菓子は?というと、

無いですね。

あるっちゃあるんです。例えば「エッグロール(蛋捲)」というブルボンの「ルーベラ」に形状が似たようなお菓子(味は全然違いますよ!)とか、「太陽餅」とか、確かにあるんですけど、いずれも

決定打に欠くんですね。

なので台湾で有名なお菓子はパイナップルケーキ一択でいいと思います。

ちなみに、台湾のお菓子、超絶美味しいか?というと残念ながらそうでは無いんですよね。まあ、美味しいけど、

1週間ずっと食えるような中毒性は無いんですよ。

っていうか、日本のお菓子が美味しすぎるっていうのがあって、日本人ならやっぱり日本のお菓子の美味しさと比べてしまうんですよね。

あと、台湾のお菓子は美味しいのは美味しいんだけど、食べにくいっていう欠点もあります。

日本の友人とか、日本の会社の人にお土産で台湾お菓子を持参してもあまり喜ばれないというか、小躍りしてまで喜んでくれる人はまずいないんですよね。まあ、お土産もらって小躍りしてしまう人の方が珍しいですが。

なぜかというと、台湾のお菓子って結構パサパサ系が多くて、食べてるともれなく口からボロボロこぼれるんですよ。なんで、仕事場のデスクとかが汚れるから敬遠されるんですね。なので、お土産で買って帰るときは注意して買った方がいいと思いますよ。

では本題に。

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台湾人が好きな日本のお菓子

私の勤める会社には日本人がたくさんいて、日本出張から帰ってくる時に日本からお菓子を買ってくるんですね。会社の台湾人も日本出張の際には、日本のお菓子を買ってきて、オフィスの給湯室とかに置くのが習慣になっています。

とりあえず台湾の皆さんは日本のお菓子が大好きなんですね。

で、ここだけの話、私も大好きなので、ちょくちょく給湯室に赴き、バレないように大量の日本のお菓子をポケットに詰め込み、デスクに戻ります。それが習慣化してます。ちょっとしたコソ泥ですね。

で、私の観察からすると、以下のお菓子の人気が高く、一瞬で無くなります。

まず、「白い恋人」これは給湯室に置かれて大体30分あれば18枚入りの箱がカラになります。台湾人も大好きなお菓子です。

次に「ブラックサンダー」これは一時社会現象になるほど台湾人に愛されたチョコです。日本でもニュースになっていたので、ご存知の方も多いかと。今はブームが去ってだいぶ落ち着いた感がありますが、でも定番のお菓子なので、結構すぐ無くなります。

で、女子に大人気なのが北海道の「ロイズチョコレート」。ここの生チョコを日本から持って帰ってきた日にはもう、あなたはヒーローです。

女子からの人気を一瞬にして独り占めできるほどのポテンシャルがこのお菓子には秘められているんですね。

女子から嫌われている男性社員は「ロイズチョコ」オンリーでお願いします。

シブいところでいうと、日本の「おかき」も地味に人気があります。会社の部下のおばさんが大好きなので、日本出張のついでに日本からちょっと高級な「おかき」を買ってきてあげるとすごい喜ばれます。

で、1週間くらい何をお願いしても喜んでやってくれます。

おかきパワー侮れないですよ。

あとは「ヨックモック」のお菓子もなんやかんやで喜ばれてますね。毎回誰かが買ってきたら、大体1時間くらいでソールドアウトです。私も好きなので、「ヨックモック」情報を入手次第、すぐに給湯室に直行します。

私の観察からすると、以上のお菓子を買ってくればまず問題ないと思います。

台湾人が苦手な日本のお菓子

さて、これについては実体験をもとにお話ししたいと思います。

12年ほど前だと思いますが、台湾人主催のパーティーというかなんというかよくわからん場に呼ばれたので、日本から買って帰ってきた「みたらし団子」を台湾人に振る舞いました。見事にNGでした。12串くらい買ってたのですが、

見事にほとんど残りました。

台湾人曰く

「甘いのかしょっぱいのかよくわからん味で無理。」

ということでした。

次に失敗したのが、「そばぼうろ」でした。「台湾のみんなに日本の伝統的な味を教えてあげよう!」という意味不明で幼稚な考えで「そばぼうろ」をチョイスしたのですが、あえなく撃沈しましたね。

給湯室に2袋のそばぼうろを丁寧に開封し、みんなの前でおもむろに美味しそうに頬張ったのですが、1週間経っても中身が一向に減らず、自らの手で最終処分したという苦い経験があります。

なぜ台湾人が食べなかったのか、気まずくて聞けませんでした。ま、単純に美味しくなかったんでしょうね。日本人でも好き嫌いが別れる味ですもんね。今考えると本当に愚かなことをしたと、後悔してます。

あと、「かりんとう」もNGでしたね。

1年くらい前の話になりますが、しょっちゅう台湾に来る日本人出張者が、私と同じように台湾人に「日本の伝統的なお菓子の味」を伝えたくて「かりんとう」を買ってきたのですが、開封後、2人くらいしか手をつけず、結局2週間くらい経っても一向に減りませんでした。

日本人出張者はもうとっくに日本に帰国していましたので、同じ日本人として連帯責任を感じ、

フニャフニャに湿気てしまったかわいそうな「かりんとう」を私の手で処分しました。

今思えば、「かりんとう」も確かに「甘いのかしょっぱいのかよくわからん味」ですね。だから台湾人も好んで食べなかったのでしょう。

まとめ

いかがでしたか?台湾人は基本的に甘いもの好きで、特に日本のチョコレート系お菓子は大好き見たいですね。そして「甘いのかしょっぱいのかよくわからん味」のお菓子は苦手なようです。台湾人の友人に日本のお菓子をお土産として買う場合、是非この記事の内容を参考にしてくださいね。

以上

台湾マスターでした。

 

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