マジメな話題から笑える小噺まで。ニッチな台湾を紹介します。

台湾でコストコが増殖中?台湾のスーパー事情について。

台湾でコストコが増殖中?台湾のスーパー事情について。

ど~も~!

こちらは完全に夏モードです。朝から半袖で過ごしています。

そんな暑がりな台湾マスターですが、最近気づいたことがあります。それは、

台湾、コストコ多くね??

素朴な疑問です。

いつものように台湾はコストコが多いのか、掘り下げていきましょう!

そして台湾のスーパー事情についても勉強しましょう!

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コストコについて

引用元:好市多官方網站

カリフォルニア州サンディエゴの飛行機格納庫を改造した「プライスクラブ」という倉庫店を発祥とし、1976年に誕生しました。1983年には「コストコ」として最初の店舗がシアトルにオープンし、創業後わずか6年で売上高が30億ドルの規模に成長した、与沢翼氏もビックリの企業ですね。

1993年には「プライスクラブ」と「コストコ」が合併し「プライスコストコ」という名前になりました。その後1997年に「コストコホールセール」に名を改め、今に至る。という感じです。

売上高について

2017年度の年間売上高はなんと

$1,290億ドル(約13兆7,156億円)

自動車製造の本田技研工業とほぼ変わらない規模ですね。

店舗数について

2018年2月22日現在の世界店舗数は748です。そのうち、アメリカとプエルトリコで519店舗を構えています。この2国で全体の約7割占めてますね。

日本のコストコ

日本には26店舗進出しています。

私は関西出身ですが、関西には全部で4店舗ありますね。ただ、関西のコストコは行ったことがなく、なぜか九州福岡の久山店に1度行ったことがあります。それ以外は行ったことありません。

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台湾のコストコ

台湾は現在13店舗あります。

北部

内湖

汐止

北投

中和

新荘

桃園南カン

桃園中レキ

新竹

 

中部

台中

 

南部

嘉義

台南

北高雄

高雄

上記以外に台中にもう1店舗出店することが決まっているので、近い将来14店舗まで増えるということですね。

日本と台湾、比べてどうか?多い?

もうこれは説明しなくてもわかりますね。日本よりも台湾の方が多いです。

まず、人口の点から考えてみましょう。

日本の人口は1億2,700万人で、日本国内に26店舗ありますので、

488万4615人あたりに1店舗存在している計算になります。

台湾の人口は2,300万人で台湾国内に13店舗ありますので、

176万9230人あたりに1店舗存在している計算になります。

日本の2.76倍です。

では国土の角度から見てみましょう。

日本の国土は37万8,000平方キロメートルなので

1万4,538平方キロメートルに1店舗ある計算です。

台湾の国土は3万5,800平方キロメートルなので、

2,753平方キロメートルに1店舗ある計算ですね。

日本の約5.3倍です。

もっと平たく言えば、台湾は九州と同じくらいの大きさで、九州には2店舗しかないにも関わらず、台湾には13店舗もあります。

もう、圧倒的な差ですね。



コストコの年会費

日本のコストコの年会費は

法人会員:3,850円(税込4,158円)

個人会員:4,400円(税込4,752円)

台湾のコストコの年会費は

法人会員:1,150元(日本円4,186円)

個人会員:1,350元(日本円4,914円)※レートはNT1:JPY3.64で計算。

日本の方が若干安いです!!(2018年4月現在)

コストコ以外の台湾の大型スーパー事情

日本ではイオングループが幅を利かせてますよね。西友やイトーヨーカドーも頑張っていますが、やはりイオングループに勝てそうにないですよね。

では、台湾ではどうでしょうか?

海外勢2社と国内勢2社がしのぎを削っています。

海外勢は「コストコ」と「カルフール」です。

カルフール

引用元:家樂福官方網站

カルフールは台湾で一番店舗数の多いスーパーです。1987年にアジアで初となる支社が台湾にて設立され、1989年、高雄で店舗を構え営業開始となりました。ショッピングモールの形態をとる大型店舗数が多いですが、最近では小型スーパーも多くなってきています。大型小型合計で100店舗を超えています。日本のイオンみたいな感じです。

残念ながらカルフールは日本においては失敗しましたが(2000年に進出し、2005年に日本市場から撤退)台湾では大成功しています。私もカルフールにはお世話になっています。

国内勢では「大潤發(RT-MART)」 「愛買(a.mart)」が頑張っています。

大潤発(RT-MART)

引用元:大潤發官方網站

1996年に潤泰グループという台湾でも有数なコングロマリット企業により設立され、翌1997年に桃園市平鎮にて店舗が建設され運営開始となりました。

2001年にはフランスの「オーシャンリテール」に67%の株式を売却し、合弁会社の形態をとるようになります。ゆえに、純台湾企業ではなくなりました。今では80%以上の株式を「オーシャン・リテール」が保有しており、上級幹部はすべてフランス人です。

1997年には中国大陸にも進出しており、オーシャンと共同出資で設立した「サンアート・リテール」という大型スーパーを運営する会社は大きな成功を収めましたが、2017年11月にかの有名な中国のアリババに36%ほど株式を売却し、現在では潤泰グループは5%ほどしかサンアート株を保有していません。

現在大潤発は台湾で23店舗の大型店舗を構えています。昨年には売り場面積70坪の「My RT」という24時間営業の小規模店舗を導入しました。今後はカルフールと同じく、小規模店舗を増やしていく戦略です。

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愛買(a.mart)

引用元:愛買官方網站

愛買は遠東グループというコングロマリットが運営する大型スーパーです。1990年に設立されました。いろいろ紆余曲折がありましたが、現在台湾に16店舗を構えています。2016年には「express便利店」という小型店舗も導入し、他社と同じく小規模戦略をとるようです。

台湾の小型スーパー

大型スーパー大手が近年小型にシフトしてきていますが、なぜでしょうか?

それはある小型スーパーが飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びているからです。そのスーパーとは

「全聯福利中心」です。

「全聯quan2 lian2」と呼ばれています。

全聯福利中心

前身は「中華民國消費合作社全國聯合社」という公務員向けの福利厚生スーパーでしたが1998年に民営化されました。現在では台湾の小型スーパー最大手で900店舗以上を構えており、今年中には1,000店舗を超える予定です。2017年度の売上高はなんと

1,088億元(日本円3,970億円)!!

私が台湾に来た15年程前は全然イケてない暗~いスーパーでしたが、2010年頃から成長しはじめ、ここ5年は破竹の勢いで伸びています。2018年には売上高1,200億元を超えると予想されています。台湾の道を歩いているとあちこちでこのスーパーを見かけます。私もポイントカードを所持しており、よくここで買い物します。

これだけ伸びてる市場、大手企業が見逃すわけないですよね。

その他の小型スーパー事情

全聯以外の有名な小型スーパーとして香港発の頂好(Wellcome)、美廉社(Simple Mart)が対抗馬ですが、全聯の勢いに押されているのかあまり元気がありません。

Jasons(親会社は頂好と同じ)、city’super(遠東集団)も小型スーパーですが、上記スーパーとは違い高級路線を走っています。Jasonsは最近伸びてきており、台湾全土で25店舗を構えるほどになっています。

以前はcity’superが高級スーパーの代名詞でしたが、Jasonsがそこに割って入ってきている感じですね。でもcity’superはデパートの地下に入居してますので、今でもセレブ御用達である高級スーパーであることには変わりありません。ただ、以前はcity’superでしか入手できない日本直輸入品があり、日本人駐在者が高くても買っていましたが、今となっては全聯など一般のスーパーでも日本輸入品が安値で手に入るようになりましたから、今後一層厳しくなっていくことでしょう。

まとめ

コストコはやはり日本よりも圧倒的に多かったですね。そして大型スーパーの数も小型スーパーの数も九州ほどの大きさのわりに非常に多いです。

要するに台湾人は買い物が大好きなんですね。これは夜市の文化を見てもわかりますね。どんな所にも大なり小なり夜市が存在しています。ショッピングが文化なんでしょう。

土日にコストコや大型スーパーに行くと人がごった返しています。特に夏は多いです。家の冷房をつけるより無料で涼しい場所で1日過ごした方が経済的、と考えるせこい人も多いですが、実際結構な勢いで買い物している人を多くみます。購買意欲がアメリカに近いんでしょうね。だからコストコも店舗数が多いです。

最後に、観光で来られる方に一言。

お土産買うなら台湾のスーパーで買いましょう。安いですよ!

以上

台湾マスターでした。