マジメな話題から笑える小噺まで。ニッチな台湾を紹介します。

例の釣り堀(金鶏湖)で台風の中、修行のような釣りを楽しんだ件。

例の釣り堀(金鶏湖)で台風の中、修行のような釣りを楽しんだ件。

どーもー台湾マスターです。

いやあ、8月後半から9月いっぱい、なんやかんやで忙しく、ブログの更新を忘れていました。まあ、執筆意欲がわかなかったというのも理由ではあるんですけどね。

何記事が温めている記事があるんですが、1000文字くらい書いたら書く気が失せるという病気にかかってます。

スランプですかね。

で、何か簡単に書けることないかなあと思って、思いついたのが

そうだ、釣りだ。

釣りを書こう。

ということで、久しぶりに釣り記事を書こうと決めました。

Advertisement

929日晩。

この日は我らが久保建英選手の試合が夜10時からWOWOWで放送されていました。

私は実はサッカーが大好きで、94年のアメリカワールドカップの決勝戦をライブで見てました。バッジョがPKを外した時のあの表情。忘れることができませんね。

ってなことで、サッカー観戦が大好きなのですが、仕事を始めてからは代表戦は見るけどそれ以外はあまり見ていませんでした。

そんなある日、久保建英選手が18歳という年齢でものすごいプレーをしている、という情報をニュースで見て、YouTubeでプレー集を見てみると、

確かにすんごいっ!!

っていうことで、今年の4月ごろからファンになりました。

そうこうするとレアルマドリードに移籍が決定し、プレシーズンマッチも全部ライブで見ましたし、完全に彼のプレーに魅せられたわけです。

で、929日の晩10時から、レンタル先のマジョルカとアラベスの試合があったので、焼酎片手に見ていました。

冗談抜きにサッカー観戦史上、一番つまらん試合でしたね。

これまで1000試合以上は確実に観てますが、ダントツでつまらん試合です。

観戦した2時間を返してほしい。まじで。

ジョン・カビラですら寝落ちするレベルの全くもって酷い試合でした。

本当に草サッカーレベル。

睡魔に耐え、なんとか起きて観てましたが、肝心の久保選手はチームメイトに嫌われてるのかまったくボールが来ない。

いや、割と真剣にイジメられてるんじゃないか?

と疑うくらい来ない。

銀髪のセビージャ、右サイドバックのサストレ。

この二人、久保選手を無視してるとしか考えれないくらいの塩対応。いい大人が嫉妬してどうすんだ。ほんとに。

ま、そんなこんなで試合が終わり、悶々とヤフーニュースのこの試合に対するコメントを見ていたら夜12時半。

すでに寝ていた嫁が起きてきて、

「友人から連絡があって、明日仕事休みらしいよ」

と一言。

WHY?

なんで休みなんだい?

と思ってると、台風が近づいてたらしい。2日くらい前にニュースで台風が発生したというニュースは聞いてたが、予想進路的に台湾には来ないような感じだったので

全くノーマーク。

本当かどうか疑わしいかったので台湾ヤフーのニュースを見ると、

マジで休みだった。

ひゃっっっっほ~~~!!

YES!!高須クリニック!!

って叫びたくなるくらいの狂喜乱舞っぷり。

小学校時代、大雨洪水警報がでた瞬間のあの時を思い出しました。

ただ、うちの会社は台風休みの場合、給与から1日分天引きされてしまうので、そこまで喜べないという現実。

でもまあ、3連休確定ということで就寝。

930日朝。

朝起きて、エッグマフィンを自分で作って美味しいといいながら食べて、YouTubeみて、ニュース見て、そして台風情報を見ると、

あれ、台風まだ来てないじゃん。

外、めっちゃ晴れてんじゃん。

ということで、急きょ釣りに行ってそれをネタにブログ記事書くことに決定。

ところがどっこい、嫁が冷蔵庫になんもないから買い物に連れてって欲しいとか言い出したので、

っしゃーねーな!!

今日だけだかんな!!

っと軽く亭主関白ぶりを発揮し、近くのスーパーまで買い出しに出かけました。

帰ってきたら午後12時過ぎ。

外は雨は降ってません。

釣り行くなら今でしょ。

9月30日昼。

ってことで、高速道路からのアクセスが良くて確実に釣れる桃園の「金鶏湖」に営業してるか電話してみました。

Advertisement

私:もしもし、今日やってますか?

ボス:やってるよ。

私:何人くらいいます。

ボス:8人くらいいるね。

私:ルアー池は?

ボス:5人くらいかな。

私:OK !すぐ行きます。

ボス:カッパ忘れんなよ~。

私:あたり前田のクラッカー。

とまあ、こんな感じで営業しているとのことだったので、そっから急いで準備して出発。

高速道路をぶっ飛ばし午後1時半には現地に到着。

金雞湖休閒魚池

この釣り堀はもうかれこれ3回ほど来ていますが、とりあえず釣れる。ボウズ回避スポットと個人的には考えてます。

現地に到着してみると、確かに結構な数の釣り人がいる。

ボスにまずは声がけ。

私:今日も結構いるねー。で、いくら?

ボス:300元だよ。でも明日からはビッグなバスを入れるから400元に値上げするんだ。

私:あ、そうなんですね。

ボス:あ、もしかして昼に電話かけてきた人?ちゃんとカッパ持ってきたか?

私:あたり前田のクラッカー。

とまあ、こんな感じで会話が終わりましたが、

10月から100元値上げで400元ってどうよ!?ぼったくり過ぎだろオイ!

ということで、2019年10月からルアー池の釣り料金が400元に値上げされました。

これは釣り堀のフェイスブックのホームページにも今日書いてあったので、間違い無いです。

もう次は行かないかな〜。

釣行の客はほとんどは餌釣りエリアに集中。ビーチパラソルを立てて釣りを楽しんでいる殿方がたくさんいました。

台風めっちゃきてんのにビーチパラソルって。

さすがは台湾。

細かいことは気にしない。

で、ルアー池はというと、5人くらいのルアーマンがいて、それ以外にも2人、巨大魚アオウオ狙いの餌釣り客がいました。

早速タックルを準備して実釣開始。

実釣開始後数分で大荒れ

タックルを準備して、

さあ釣りだ!

というところで大粒の雨が空から降ってきました。

仕方がないので、カッパを着用。

今回は外は寒く、水温も下がっているため活性がものすごい低いと推測。

まずは安全に

ジグヘッドのズル引き。

せこいと言われようが、今回はどうしてもブログの記事を書かないといけない。

背に腹はかえられぬ。

ということで、ジグヘッドにゲーリーさんのセンコーをつけて投げてみます。

ゆ〜っくり底を引いてきますが、

全くあたりがありません。

いつもハードルアーばっかり使っている私からすると、ゆ〜くり巻くスタイルが非常に苦痛です。

あかん、もう耐えれん。

ということで、20分くらい投げた後は、クランクベイトに変えました。

クランクベイトを投げてサーチしますが、前回と違ってあんまり根掛りがしない感じ。腕が上がったのか、それともルアー池の水を抜いて掃除したのかわかりませんが、全然根がかりません。

根掛りを「あたり」と勘違いして猛烈フッキングしてThe Endとなってしまいがちな私もルアーロスト0という結果でした。

お財布に優しい池ですね。

Advertisement

ま、そんなことはいいのですが、今日は見えバスすらいないタフコンディション。

あたりもなければバスも見えない。

もんのすごい勢いで雨が降ってるので、水面下が見えないということもありますが、私の知っている金鶏湖ではない感じがする。

周りのルアーマンも全然釣っていない。

エサ釣りのアオウオハンターはテンポよく釣り上げてはいますが。。。。

雨風が強くなり出し、修行のようになってくる。

雨粒が目に入り前があまり見えない。

と、心も折れかけた午後4時くらい。

ボスが餌やりに池にきました。

パン見たいな長方形のモノを池にドバッとばら撒くんですが、ばら撒いた場所にはたくさんの魚が寄ってきます。

ほとんどはアオウオとかですが、中にはティラピアみたいな魚もいます。

ボウズで帰るわけにはいかねえ。

なんとかして釣らなければ。

ということで、その大量の餌に混じる形でノーシンカーでワームを投げることを決意。

ああそうさ、俺はプライドもなんもないただのせこい釣り師さ。それがどうした。

なんとでも言えばいい。とにかく、釣らんと記事にならんのだよ。

ということでフックにゲーリーさんの4inchセンコーを付けて投げてみます。

ノーシンカー攻撃

3投目くらいでしょうかね。

ドシンっ!!

という大きなあたりと共にドラグがギュンギュンなり出しました。

ニヤリとする私。

LOOK AT ME!!

皆の者、俺の方を見るんだ!

という感じで、わざとドラグをゆるゆるにして音を出し、

右に左にまるで闘牛士のように魚をいなす。

皆がこっちを見ている。ここにいるルアーマン全員がマタドールの華麗な竿さばきを見ている。

悪い気はしないですね。

で魚はというと、バスの引きではない感じで、ただただ重い。

で、そうこうしていると、どうやらフックは口に掛かってない模様。

お気付きの方もいるでしょう。

そう、

スレがかりです。

おそらく餌を食うことに夢中だった魚が偶然、針に引っかかってしまったのでしょう。

魚のサイズは50センチはありそうで、かなり引きます。というか重い。

やっとの思い(まあ、真剣にやればものの30秒でキャッチできたんですがね。)で弱らせて、水面に浮いてきたその魚を確認すると、

立派なティラピアでした。

川のゴミ、サカナ界のゴキブリと呼ばれているあの魚です。

私が釣ったティラピアのなかでもちろん一番でかいやつでしたね。というかこんなでっかいティラピアそういないでしょう。

持って帰って食べることもできますが、所詮は淡水魚。料理も面倒だしリリースしました。

当たり前ですが、雨は止む気配はなくどんどんどんどん台風の天気になっていきます。

一応ティラピアをスレがかりで釣ってボウズを免れたが、バスを釣らずに帰るわけにはいかない。

ということで、もんのすごい勢いの雨の中、釣りを続行。

若い感じのルアーマンの一人が話しかけてきました。

先輩ヅラな感じで、こうおっしゃる。

岸際の水草生えてるあたりをワームでちゃちゃっとやったら釣れるよ。

わかっとるわい!

そんな事、あんさんに言われなくも十分すぎるくらいわかってんだよ。バス歴30年弱。下手するとあんさんが生まれる前からバス釣ってんだよ!

で、よく見るとその先輩ヅラのルアーマンは超超ちっさいワームで釣っている。すでに2匹釣ったらしい。

まあ、そんなちっこいワームでならなんでも釣れるわな。

と言いそうになりましたが、それは心の中のセリフです。

そこまで落ちぶれちゃいないんで私はセンコーのノーシンカーを信じて大雨の中、ずーっと投げ続けます。

釣れると信じてひたすら岸際に投げ続けます。

ここで必殺技。

わざと岸際に生えてる草の上にワームを投げます。

で、そこからゆーっくり引いて、水面にセンコーを落とします。

すると、

ガボっ!!

っと言う感じで出ました。やっと出ました。

30センチ以上はあるまあまあな引き。

それこそもう闘牛士ばりに

オーレ!オーレ!

ってな感じで竿を右に左に移動させながら、そしてあえてエラ洗いをさせたりして周りの注意を引きます。

十分にファイトを楽しんで、キャッチしました。

綺麗な個体ですね。

Advertisement

久々にバスを釣った気がします。

もうノルマは達成。雨は勘弁。

と言う事で、5時40分に納竿。

急いで高速に乗って家路につきました。

終わりに。

久々の投稿という事で、調子に乗ってしまい、気づいたら4500文字も書いていました。

そのうち4000文字ほどは読む価値も無いような文章ですが、やっぱり釣り記事はリハビリにはもってこいですね。

この勢いで、10月もたくさん更新できればなと思います。

以上

台湾マスターでした。