台湾で人生初のTOEICを受験して撃沈した件。英語は難しいですね。
どーもこんにちは。
台湾マスターです。
さて、先日台湾で生まれて初めてTOEICという英語のテストを受験してきました。世界的に有名で権威のあるテスト思いきや実はアジア圏で人気のテストらしく、TOEFLとかに比べれば結構簡単な試験らしいです。
簡単とはいうものの、私の場合、結論から言うと
見事に撃沈!!
したわけであります。
今回はそんな台湾のTOEIC試験を受験した撃沈体験についてレポートします。
※詳しいエントリー方法はまた別の記事でアップしようと思います。
なぜTOEICを受験したのか?
私の勤めている会社には、業務目標以外に1年の個人目標を設定するというユニークな制度があり、それがもれなく考課に影響します。
個人目標は基本的にはどんなものでもよく、将来的に業務に好影響を与えるようなものであればなんでもOKです。
昨年4月の段階で、私の個人目標は
TOEICで500点以上とること。
を掲げていました。
個人目標設定シートの提出期限が迫っていたので、ちょちょっと書いて、確実に達成できるような目標を設定したっていうことですね。
なんせ、TOEIC500点はちょっと英語をかじっていれば達成できる、平均点以下のレベルという情報がネットに載ってたんで、
そんなん楽勝っしょ。
ということで、何もためらうことなく500点以上という目標にしました。
英語と私
私は小さいころから英語が好きでしたし、他教科の中でも英語の成績は良かったです。小学校のころには英会話教室に通い、高校からはNOVAに通ってましたからね。
中学時代はビートルズの曲にはまり、歌詞を暗記したりしてましたから。
英語。ノープロブレム。
カモン!イングリッシュ!
というような感じで英語をなめきってました。
クロちゃんみたいに突然アイマスクを着けさせられて、いきなり英語圏の国に連れていかれても自力で日本に帰国することができるくらい、なんならヒッチハイクで帰国できるくらいの英語力はあると自負しています。
兎にも角にも、英語には自信がありました。
TOEIC試験前日
勉強せんでもなんとかなるっしょ。
あわよくば700点くらいいくんちゃうの?
と思っていましたが、やっぱり気になるので前日にちょろっとTOEICのテスト形式とか注意点についてネットで調査しました。また、台湾のTOEIC事情についても同時に調べました。
で、わかったこと。
1.パート7まである。
2.パート1-4はリスニング。
3.パート5-7はリーディング。
4.全部で200問。
5.マークシート形式。
6.時間配分が大事。
7.当日、身分証明書必携。
8.質問集にはメモ等の書き込みはNG。
だいたいの情報を収集して、1年くらい前にスマホに入れていて全然使っていなかったTOEICのリスニングテスト用のアプリを起動し、試しにやってみました。
アプリでの練習問題
パート1は絵を見ながら
「何してるんでしょうーか?」
的な質問のリスニングテスト。
こんな絵を見せつけられて、英語の説明文を聞きながら一番適当なシチュエーションを答えるんですが、
これが正直簡単すぎる。
間違える気が全くしない。中学生レベルの問題。アプリでの正答率は99%近い数字だったでしょうね。
こんなリスニングなら問題ないぜ。
ということで、パート2へ。
なんか質問されて、それに対して一番適切な答えを選ぶというリスニング問題。
これも、まあ余裕で答えがわかるレベル。
アラフォーの大人をバカにするのもいい加減にしてくれ。
と思いつつパート3へ。
??
???
????
外国人が何やら楽しそうに愉快に会話している声が聞こえてくる。
スケジュールがどうのこうの言ってるが、
正直、
ほとんど何言ってるのかわからない。
サンドウィッチマンの富澤の気持ちがよくわかる。
しかも、その会話の内容に対して3つの質問が設定されている。
やばい。
回答時間も短い。考えてる暇なんか無いくらい短い。
雰囲気でだいたい何の会話をしてるのかは理解できるが、3つの質問のうち1つくらいしか当たらない。
こりゃだめだ。
失意と共にパート4へ。
パート3と似てるが、会話ではなくて、なんか文章を読み上げていて、その文章に対して用意されている3つの質問に答える感じの形式。
これは何となくポイントを掴むことができる。
でも、目をつむって全神経を耳の鼓膜あたりに集中させてやっと何言ってるのかがわかるレベルで、ちょっとした騒音や気が散らされるものが周りにあったら、一瞬にして何言ってるのか理解できなくなるレベル。
パート4の正答率は3割も満たない状態。。。。。。
とりあえずパート1-4までのリスニングテストをやってみましたが、パートが進むにつれて
不安しか感じなくなってきました。
でもまあ、本番に強いので何とかなると思い、夜11時には床に就きました。
TOEIC試験当日
試験は朝9:30から開始で、9:10には入場可能とのことだったので、そこから逆算して朝7時に起きました。
で、もう一度あさイチのフレッシュな脳みそを使ってパート3とパート4のリスニングテストをやってみましたが。。。
全然何言ってるかわかんない。
そうこうしていると8時になったので、朝ごはんを食べて、持参する持ち物をチェック。
基本的には
シャーペン、消しゴム、居留証
を持ってけば大丈夫のようです。
ただ、よくよく調べてみると、台湾のTOEICでは2Bの鉛筆を準備するよう指示されてました。すぐさま家の文房具を探しましたが、2Bの鉛筆なんかありませんでした。
普通のシャーペンでもええやろ。
と思いましたが、
日本の「トイッカー」はどう対処しているのか気になったので、TOEIC攻略系のブログとかを見てみると、どうやら奴らはマークシート用の太いシャーペンを使用しているとのこと。
理由は、マークシートを塗りつぶす時間を大幅短縮できるからとのこと。
攻略サイトにはこうも書いていました。
マークシート専用シャーペンを準備できなくとも、普通のシャーペンよりは鉛筆の方が断然早くマークできるので、鉛筆を準備した方がいい。
なるへそ。
ということで少しでもトイッカーに近づくために、どっかのホテルでもらった鉛筆を探し出し、カッターナイフで先端を削り、なんとか鉛筆をこしらえました。
8時40分に家をでて、8時55分に近所の試験会場(大学の構内)に到着。あいにくの雨天。
周りを見ると、想像以上に受験者が多く少し緊張してきました。
試験場所が4階だったので階段で4階まで行き、迷わずに教室前に到着すると、すでに多数の受験者が入り口にたむろしていました。
ほぼ学生か20代で、私のようなアラフォーのおっさんは全く見当たりません。
おっさんがTOEICかよ。
みたいな視線を感じました。
午前9:10
係員の人が会場のドアを開けて受験者の身分証を一人一人チェックしていきます。チェック完了後会場に入場できるのですが、カバンは廊下に置いておくよう指示されます。
汚い廊下にカバンを直で置くのはいやだなあ。不潔だなあ。
と思いながら、入場の順番を待ってました。
で、いよいよ私の番がきました。
居留証を提出すると、係員の人は外国人の受験者に慣れておらず、キョドってる。
スムーズな入場が途切れ、渋滞が発生!
対応方法がわからず、パイセン係員を呼び、どうしたらいいのか指示を仰いでいます。
後ろには結構な人が並んでいて、ものすごい視線を感じます。
経験豊富なパイセン係員からパイセン面されながら対応方法を教えてもらっている後輩新入り係員。
そして後ろからものすごい視線を浴びる私。
2分くらいでしょうかね。いろいろやり取りしてやっと会場に入れました。
指定された席につくと、受験番号のシールが貼られたマークシートが机の上に置かれています。
こんなやつです↓
すぐに記入を始めてもいいのかわからなかったので、手を挙げて係員に聞いたところ、9:30から記入を始めてもいいし、記入方法がわかるのであれば今から書いてもいいとのことだったので、記入してみました。
ちなみに係員の人(パイセン係員)はいい人で、中国語とかわからなければ手伝ってあげるよと言われました。
全然難しくないし、教室の黒板に記入方法について詳しく書いていたのでそれに沿って書くだけでした。
日本のTOEICを受験したことがないので何とも言えませんが、台湾のTOEICは上のマークシートのサンプルのように
左上に直筆で「TOEIC規定を遵守し、情報を漏洩しない」という念書を書かされます。また、所属する会社や役職も書かされます。
記入が終わってまったりしていると、次に会場のスピーカーのチェックが始まります。
私は前から2列目の好ポジションだったので、音量は全くノープロブレム。うるさいくらいに聞こえます。
そして記入方法の説明がはじまり、9:50分からリスニングテストが始まりました。
午前9:50
パート1
たぶん全問正解のはず。。。
パート2
文頭に聞こえる「5W1H」に全神経を集中させ、回答。が、自信はない。。。。
パート3
緊張のあまり聞いている文章と見ていた質問の文章が違っていた
というありえない凡ミスが発生し、1番目のリスニングのうち、はじめの3問を捨ててしまう。
その後、気を取り直して挑むが、うまく聞き取れない!!!!!
パート4
あまり記憶に残っていないが、半分くらいは合ってると思う。。。。。
ということで、45分のリスニングパートが終わりました。
続いて75分のリーディングです。
パート5までは一生懸命に文章を読んで解答していましたが、なんせ時間が掛かりすぎ。
パート6に入るころには
なんか脳みそがおかしくなってきました。
読んでも読んでも全然頭に文章が入ってこない。。。。。
パート7のほとんどは読む時間がなく、
すべて安定の「C」をマークして終了。
見事な撃沈っぷりでした。
あとで台湾の2ちゃんねるである「PTT」のTOEIC看板を見てみると、
画像元:PTT:TOEIC看板
「最後の10問、いくつ「C」があった?」
と発言してる台湾人同志がいました。
ああ友よ!!
終わりに
4月の中旬にはスコアがわかるのですが、500点は無理っぽい気がします。
これが会社の考課に影響するとなると、残念でなりませんが、来年こそはもうちょっと鍛えなおして500点以上取りたいと思います。
結果が出た時に、記事にできそうであれば、またTOEICネタを書こうと思います。
シャレにならんくらいの低スコアなら、お蔵入りとさせていただきます。
以上
台湾マスターでした。
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