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台湾の水道水は生でそのまま飲めるのか?飲む方法は?硬度は?

台湾の水道水は生でそのまま飲めるのか?飲む方法は?硬度は?

ど~もこんにちは。

台湾マスターです。

暑い日が続きますね。

東京の青梅で40度超えたみたいですしね。

インドか!!

というような、本当に信じられないような暑さが続いています。

さて、こんな暑い日に注意しないといけないのが熱中症です。

この時期、こまめに水分補給しないと命に影響が出ます。日本でも毎日毎日熱中症で病院に運ばれる人がいます。

日本でもこんな状況なんで、さらに南に位置する暑い国台湾ではもっと注意しないといけません。

こんなシチュエーションを想像してください。

今あなたは旅行で台湾にいます。

朝から台北市内を歩き回って、昼過ぎに疲れてホテルに帰ってきました。めちゃめちゃ喉乾いてます。で、蛇口をひねってコップに水を入れ飲もうとします。

でも、ちょっと待ってください!!

台湾の水は安全ですか?そのまま生で飲んで大丈夫ですか?

今回は台湾の水道水事情について語ろうと思います。

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台湾の水道水はそのまま生で飲んで大丈夫?

結論から言うと、

今のところ、そのまま飲んだらダメです。でも歯磨き・うがい・洗顔等は問題ないです。

台湾の水道水は浄水場で処理されたばかりの水については問題なくそのまま飲めるレベルにあります。

2018年1月に国営事業である台湾自来水公司(水道局)のトップである郭俊銘氏へのインタビュー記事が新聞に載ってました。その内容によると水道水の水質レベルからすると、

台湾は世界でもトップ5に入るとのことです。

すげーじゃん台湾。

って思いました。

じゃあなんで飲めないのよ?

原因は水道管貯水槽(高置水槽)にあります。

原因1.水道管

地下に埋設されている水道管の老朽化が進み、あちこちで水道管が破裂したりして漏水を引き起こしています。台湾は地震も多いですから、地下の水道管にはその都度大きな影響が出ています。

水道管に穴が空いているということですから、当然そこから異物が入る可能性もあるわけですね。

また、2015年に台湾全土で問題となったのが、鉛製給水管です。水道局から出る水道管(配水管)から各家庭に引き込まれる給水管(水道メーターまで)に鉛製給水管が使用されており、それが健康に悪影響が出るということで、えらい騒ぎになりました。

※台北市・新北市・新竹県/市・宜蘭県・苗栗県・花蓮県にて鉛製給水管が使用されていることが発覚し、2018年7月までに全ての鉛製給水管がステンレス製のものに交換されました。鉛製給水管はなくなりましたが、塩ビの水道管がまだ使用されていることから、台北ではそれも2025年までに全てステンレス製のものに交換すると発表しています。

そしてもう1つの問題。

それが、水道メーターまでの水道管は水道局負担でステンレス製に交換になりますが、水道メーターから先の各家庭に引き込まれる水道管については各家庭の所有物となるため、交換せずにかなり老朽化の進んだ水道管が長年使用されているケースが多いです。

そうなると当然、水道水が老朽化した水道管により汚染されます。

配水管から給水管まではキレイな飲める水が来ているにも関わらず、家庭に引き込まれる水道管によて汚染され蛇口から出てくる水道水をそのまま飲めなくなってるんです!!

画像元:東京都水道局ホームページを参照し画像を自ら修正。

惜しい!あともう一歩でそのまま飲めるのに!!

っていう感じです。

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最近になって水道水がそのまま飲めることをアピールするために、現在台北ではMRTの駅や公園、公共施設内に水道管直結の「水飲み場」を設置しています。2018年7月19日の時点で合計564ヶ所に設置されています。

台北に行ってどうしようもなく喉が乾いた時や、好奇心から飲んでみたい方がおられましたら、是非最寄りの「水飲み場」まで

Let’s Go!

衛生面での不安から台北市民の人は敬遠しているみたいですが、問題なく飲用に適した水ですので大丈夫です。台北市長もメディアの前で飲んでいます。

設置場所については以下をご確認ください。

画像元:台北自来水事業所ホームページ

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原因2.貯水槽(高置水槽)

台湾の大体の家庭には下の写真のような貯水槽(高置水槽)が設置されています。

画像元:金昌金屬有限公司ホームページ

水不足に備えてであったり、水の安定供給であったり、水圧の関係であったりの理由で貯水槽を設置している家庭が多いです。特にマンションや集合住宅であれば屋上に必ず設置されています。

一般的に給水管からまずこの貯水槽に水が引き込まれ、そのあと各家庭に給水されるというシステムをとっています。

で、当たり前ですが、この貯水槽、

定期的に内部を洗浄しなければなりません。

きちんと管理がされているマンションであれば定期的にメンテナンスと洗浄がされていますが、そうでないマンションや集合住宅そして戸建ての家なら全く洗浄されずに何十年も使用されている、というケースもあります。

そうなると、もう考えなくてもわかりますが、内部の水はとても生で飲めるようなものではありません。

上記の理由で台湾の蛇口から出てくる水はそのまま飲めないんです。

おさらいです。

台湾の水道水がそのまま飲めない原因は

1.水道管の老朽化

2.貯水槽のメンテナンス(洗浄)不足

ということです。

水分はどう補給すればいいのさ?

方法は5つあります。

水分補給方法1:買う

これが一番安心ですね。

水道水が飲めないんだったら買えばいいんですよ。

コンビニで600mlの水が安いやつだと10元ほどで売られています。スーパーに行けば6リッター入りの水が70元(260円)ほどで売られてますので、それを買ってもOKです。

そんなに高いものではないので、水を買って飲むのが便利です。

私は結婚する前までは水を買って飲んでました。

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水分補給方法2:浄水器を買う

今現在、私の家では浄水器にて水をろ過して飲んでいます。

安心に安心を重ねるために2つの浄水器を併用しています。

まず、水道水をこの浄水器を使ってろ過します。

画像元:大山浄水ホームぺージ

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で、そのろ過した水をさらに下の浄水器を使用して再ろ過します。

画像元:普徳浄水ホームページ

ここまでしたらもう全く心配なく飲めますね。

毎日おいしい水を頂いております。

まあ、ここまでしなくとも浄水器を1台準備するだけでも全然問題ないんですけどね。

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水分補給方法3:ブリタを買う

もうこれは鉄板ですね。

私の友人はほぼほぼブリタを使って水をろ過して飲んでいます。一番お手頃で簡単ですもんね。

私の日本の実家もブリタを愛用しています。

少し前までは私も台湾でブリタを利用していました。

台湾の水もブリタさえあれば怖くありません!!

水分補給方法4:煮沸する

これは台湾でず~と昔から採られている方法ですね。

水を鍋、もしくはやかんにいれて沸騰させて飲む、あるいは電気ケトルorポットに水を入れて沸騰させてから飲む。

こうすれば安心して飲めます。

電気ケトルに水を入れるのが一番楽かなと思います。今は1分くらいで湯を沸かせる電気ケトルも売ってますからね。

ちなみに私は↓の電気ケトルを日本で買って台湾に持ってきて使用していますが、もう感動的なほど湯を沸かすのが早いし、保温機能もあるし、最高です。台湾人にも人気の象印ですね。

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ただ、この煮沸して飲むという方法の厄介な点としては、

すぐに飲めない

ということです。

喉乾いてて今すぐに水分を補給したいのに、沸かしたばかりではアッツアツ

すぐに飲めません!!!

何とも言えないじれったさがありますね。

そういうことなんで、毎日沸かしてその水をピッチャーに移し替えて冷蔵庫にいれておかないとダメなんですね。行き当たりばったりな生活が得意の私には向かない方法です。

水分補給方法5:ウォーターサーバーを家に置く

画像元:大山浄水ホームページ

これは結構台湾人の家庭に多く取り入れられている方法ですが、ウォーターサーバーの会社と契約して家庭用ウォーターサーバーを家に設置します。

調べたところ、月々500元~800元(日本円1800円~2900円)ほどでリースできます。

家族の人数が多い家庭であったり、オフィスにはこういうウォーターサーバーを置いている場合が多いですね。

これならホット・コールド・常温といつでも好みの温度の水を飲めるので本当に便利です。

以上が台湾で水を「摂取」する5つの方法となります。

まとめましょう。

1.買う

2.浄水器を買う

3.ブリタを買う

4.煮沸する

5.ウォーターサーバーを置く

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台湾の水質について。硬水?軟水?

台湾は北部と南部とでは水の硬度が異なります。

北部は軟水

南部は硬水

すばらしい図を見つけたので↓をご覧ください。

画像元:英創大時代股份有限公司ホームページ

南下するほど硬度が増します。

一般的な意見としては、水質的には南部よりも北部の方が良いです。

そのため北部と南部とでは浄水器の選び方が異なります。

北部では重金属の除去に重点が置かれます。

南部では重金属に加え泥砂の除去に重点が置かれます。

私は北部在住者ですので、そこまで水質の心配はしていませんが、南部においては上記の理由で気にした方が良さそうですね。

終わりに

台湾の水道水って本当はそのまま生で飲めるのに、水道管や貯水槽のせいで飲めないとのことなので、本当に惜しいですね。

ただ、政府としては今後はそのまま飲めるように改革していく方針なので、近い将来は蛇口をひねってそのまま飲むことができるようになるでしょう。

まあ、日本の水道水はそのまま飲めますが浄水器を付けてる家庭も多いですから、台湾で将来的に生で飲めるようになったからって浄水器市場が縮小するということはないでしょうね。

あと、私は北部の事情しかわからないので北部についてのみの意見として言わせていただきますが、北部の水に限っては

そんなに神経質にならなくても大丈夫です。

いざとなったらそのまま生で飲んでも死ぬことはないでしょう。人によってはお腹を下すかもしれないので生で飲んで大丈夫!!とはいいきれないでので、旅行者の場合はやはり外で買って飲んだ方が良いです。

ただ、歯磨きやうがい、洗顔等はまったく問題ありませんので安心してください。

以上

台湾マスターでした。

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