台湾の業者を家に呼び、室内工事や修繕をする際によくあるトラブル。
どーもこんにちは。
時効警察と結婚できない男の続編が今年に放送されると知って気分上々の台湾マスターです。
結婚できない男の「金田」は結構ブログ更新してましたが、私は最近忙しく更新が滞っておりました。
定期的に読んでくださっている方はそれほど多くないでしょうが、久々に更新しますので何卒よろしくお願いいたします。
さて、台湾では5月に入るともう半袖が当たり前ですね。会社なんかはすでにガンガンにエアコンが利いていて、逆に長袖じゃないと風邪をひいてしまいます。
とにかく台湾は暑いんで、すでに家でもエアコンをつけて生活されている方も多いかと思います。で、その前にまず
エアコンの掃除をする方
も多いと思います。
自分でできなければ業者に頼んで掃除やメンテナンスをお願いすると思いますが、そんな
家に業者を入れて作業をしてもらう時
よく起こる「台湾あるある」のトラブルを今回は書きたいと思います。
どんな時に業者を呼ぶ?
台湾での生活が長くなれば、おのずと住んでいる家に業者さんを招いて家の修繕等を依頼することが多くなると思います。
たとえば
エアコンのメンテナンス・クリーニング
壁のペンキ塗り
水回りの点検修理
家電の修理
ガスメーターの交換
家具の搬入・設置
家電の搬入・設置
などなど。
賃貸の家に住んでいる場合で、備え付けの設備に関するトラブルあれば基本的には大家さん或いは仲介業者に対応をお願いし、彼らを通して施工業者に連絡して、そして後日業者が家に来て施工、という流れになると思います。
自分で家具や家電を購入した場合は、もちろん自分で対応することになるでしょう。
いずれにしましても台湾での滞在が1年を超えてくると、何かと業者が家に入る機会が多くなると思います。
あまりいないと思いますが、台湾で家やマンションを購入した場合は、基本的にすべての作業を自分でしないといけないですよね。例えば内装工事や家具・家電の搬入等の作業を自ら業者に依頼しないといけないです。もちろんお金が有り余るほどあるのであれば、すべて仲介業者にお任せもできるでしょうが、購入後、いずれはいろいろ自分で修繕・メンテナンスをしないといけないです。
業者を家に招いて起こりがちなトラブル
以下に記す内容は台湾のすべての業者に当てはまるわけではないですが、私の経験上、台湾の業者を家に招いてクリーニングやメンテナンス・修繕をするときに起こりうるトラブルについて記します。
※読者の方でこの記事を見て気分を害するようであれば、読まずに立ち去ってくださいね。
まず覚えておきたい点として、
ガサツなプロ意識に欠けた作業者が多い
です。
これは台湾に限った話ではありませんし、日本にもいるかもしれませんが、台湾の業者は圧倒的な割合でガサツな作業者が多いので、トラブルが絶えません。
もちろん、日系企業にお願いするとか、名の通っている企業にお願いするとなると、いくばくかはマシなのは事実ですが、日本と同じレベルを期待することはまあできませんね。
前提として台湾では
お客様は神様なんかじゃないです。
文化が違うので当たり前ですね。殿様商売的な業者が多いです。
あんたのために仕事をやってあげてるんだよ。ありがたく思え。
というようなかなり上から目線の業者がいます。
特に夏の時期になるとエアコンのクリーニング依頼や修理依頼が相次ぎ、仕事が多すぎるため電気工事士やエアコン設置作業者の態度が横柄になりがちです。
また、お客様第一主義じゃないため、
養生せずにいきなり作業を始めてしまうことが多いです。
※養生とは工事中に室内が汚れたり、傷ついたりしないように覆いなどを掛けて保護すること。
養生しないんで、作業をはじめられると部屋が汚くなるし、最悪家具や床に傷がつきます。
具体的なトラブルは以下となってます。
ハシゴのトラブル
エアコンの掃除や室内照明のトラブルが起こったら、業者はハシゴをもって駆け付けますが、これが非常に恐ろしい。
・室内に入ってくる際に、ハシゴをガンガン家具や壁に当ててくる。
・ハシゴの脚に「靴下」や段ボールをかまさずに作業するため床が傷つく。
・ハシゴ自体がものすごく汚いため、ハシゴに付着している塵やゴミが室内に落ちる。
で、見てられなくなり作業者に注意すると、ほぼほぼ
「ソ~リー」
って英語でさらっと返事されます。
この時めっちゃイラっとします。
「ソ~リー」ってなんで英語やねん!!!
謝る気持ちがさらさらないようです。
作業者が汚い
一生懸命仕事をされているので仕方がないのかもしれませんが、これなんとかならないものですかね?
・全身汗だくでボロボロの汚い服を来た作業者がこれまた汚い真っ黒の靴下を履いて室内に侵入。
・汚い靴を履いたまま脱がずに室内に侵入。
・口を真っ赤にして檳榔をくっちゃくっちゃ食べながら作業。
・台湾語を多用してくる。(これは台湾語がわからない私の問題ですが。)
・油まみれの汚い手で作業し、その手で壁や家具を触って汚す。
・作業者にトイレを貸すとどんな使い方してるのかわからんがトイレが汚くなる。
と、このように清潔でさわやかな笑顔満点の作業者が少ないです。
もちろん、台湾のすべての作業者が小汚いわけでは絶対にありませんけどね。
そう言う業者が多いです。
素人の作業者
これは実際に起こったことですが。
エアコンの修理を依頼した際、作業者の知識が素人に毛が生えたようなもので、エアコン内部を2分ほどちょろちょろっと見て、
「私の技術では修理できません」
とぬかしやがる。
で、点検費として300元徴収しやがる。
ぼったくりやないかい!!!お金とるんかい!!
こんな詐欺師ともめるのも嫌だっため300元を払い、とっとと帰ってもらいました。と妻がいっておりました。
※その後に依頼した業者が大当たりで誠実で小ぎれいな青年が真摯に修理にあたってくれました。
指定の時間に来ない
約束の時間に来ないことがまあ多いこと。。。
向こうから時間を指定してきたのに、その時間に来ない事がよくあります。事前に時間通りに行けない連絡をしてくる業者もいますが、こちらから連絡してやっと
「あー、あと1時間くらい遅れるわ〜」
って平気で言ってくる業者がいます。
時間通りに来んかい!
こっちはすでにいろんな予定を立ててるっつ〜の!
こんな事が日常茶飯事なんで、業者を呼ぶ際は1日空けておいた方がいいと思いますよ。
番外編:内装工事の際のトラブル
これは実体験なんで嘘も偽りもないですが、内装工事等で複数の業者が家に入ってきて作業する際に自分の作業しか気にかけないので、他の業者が行なっている作業を
知ってか知らずか邪魔してきます。
例えば、下のようなエンドレスなトラブルがしょっちゅう発生します。
例:床の一部を張り替える場合。
床張り替え業者が養生せずに直に工具を床に置いてしまい、別の場所まで傷つける。
↓
床張り替え時に汚れた手で綺麗な壁紙に触り、壁紙が汚れる。
↓
壁紙業者が壁紙を張り替える際、ボンドを床に落とし床が汚染。
↓
床を張り替える際に壁紙を汚す。
↓
壁紙を交換。
↓
床を汚す。
↓
床を交換。
↓
壁紙を汚す。
こんなドリフのコントのようなエンドレスなトラブルが本当に頻繁に発生します。
要するに自分の担当する分野の仕事しか考えてないんでこんな事が起こるんです。
工事現場では上記のような二次被害がしょっちゅう発生するので、修正すればするほど汚くなるし、余分な労力は使うし、ほんとエンドレスな地獄のような日々が待ち受けています。結局施主が妥協せざるを得なくなる事が多々あるんでうんざりしますね。
相当な技量を持った現場管理者が常駐していないと、工事は一向に終わりません。
それもこれもプロ意識の低い作業者が多いことに起因しています。
この記事に注目!!
終わりに
日本ではプロ意識のある業者さんが多いですし、SNSが発達した今、業者も下手なことはできないので基本的に業者に丸投げでも満足のゆく仕事をしてくれると思います。
しかし台湾は違います。
隙あらば楽しよう、手抜きしようとする悪質業者が多くいるため、目を光らせて作業をずっと見守る必要があります。
見てないと何されるかわかりません。
もちろん、誠実できちんとした業者もいますよ。ただ、ハズレの業者が多いのも事実。
もし家に業者を招いて内装工事やエアコンのクリーニング等する場合は、上記のようなトラブルが発生しないよう心して作業を見守る必要がありますね。
以上
台湾マスターでした。
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