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行義路温泉から歩いてすぐの龍鳳谷公園の紹介&行義路温泉の秘密。

行義路温泉から歩いてすぐの龍鳳谷公園の紹介&行義路温泉の秘密。

どーもこんにちは。

台湾マスターです。

4月に入り、暖かくなってきました。というか

暑いです。

先日は早速30℃超えて半袖デビューしたくらいです。今日からは少し冷えるみたいですが、これからどんどん暑くなるでしょうね。

さて、そんな暑い日が続くと温泉なんかに興味がわかなくなりそうですが、先日暇だったのでまたまた温泉に行ってきました。

今回行った温泉は

行義路温泉!!!!

ピンインはxing2 yi4 lu4 wen1 quan2で、無理に日本語読みするとシンイールー・ウェンチュエンといいます。

まあ、マイナーどころですね。

台北の北投温泉の隣に位置する温泉で紗帽山温泉と言われてたりします。

場所はここ↓

行義路という道沿いにずら~っと温泉宿が並んでいます。だから行義路温泉っていうんですね。

で、この近くは温泉ガスが噴出しているエリアがたくさんあって、観光地でもあります。

今回はそんな温泉ガス噴出ポイントである龍鳳谷公園を紹介します。そして最後に行義路温泉の秘密にも迫ります。

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龍鳳谷公園

龍鳳谷公園はピンインではlong2 feng4 gu3 gong1 yuan2、無理に日本語で言うとすればロンフォング・ゴンユエン という発音になります。

日本のグーグルマップでは「Longfenggu Park」と表記されています。

行義路温泉から歩いて北に10分くらい登ったところにあります。

アクセス

MRT石牌駅前に行義路温泉行きのバスが出てますので、そこで「508」のバスに乗車します。

で囲った捷運石牌站(東華)で乗車し、行義路四で降ります。路線図はこんな感じ。

画像元:暢行台北ホームページ

MRT石牌駅のバス停はココです。↓(東華街沿いのKFC前に「508」のバス停があります。)

ストリートビューはこんな感じ↓

このバス停からどんぶらこ~どんぶらこ~っとバスに揺られること約15分。「行義路四」のバス停に到着します。

ストリートビューはこんな感じ↓

ここで降りて北に 7分ほど歩くと龍鳳谷公園に到着です。

途中で右に下っていく道に出くわしますので、そこを下りていきます。

下っていくと祠が見えるのでその祠の隣にある階段を下りていきます。

階段を下りていくと目の前に温泉でできた池が見えます。

そのまま下っていくと道路に出ます。

そうすると右側に公園が見えます。そう、この公園こそが

龍鳳谷公園です!!

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龍鳳谷公園の特徴

龍鳳谷公園は割と綺麗に整備された公園です。

私が行ったときは野良犬がたくさんいました。

安心して使えるトイレもあります。入り口にトイレットペーパーも常備されています。

で、この公園の最大の特徴は

いたるところから温泉ガスが噴き出ていることです。

まず、公園の左手に池がありますが、この池の周りにガスが噴き出しています。

池に手を入れて温度チェック。ビビりなんで指を入れてみました。

期待していたほど熱くない。というか全然熱くない

そら鴨も優雅に泳げるわけだ。。

一応この辺りは潜在的危険があるということで、変な事したら(侵入したら)1,500元以上の罰金が徴収されるらしいので要注意です。

変な事しないこと前提で池の周囲を探索してみました。

いろんなところから温泉ガスが噴出しています。

巨神兵みたい岩を発見!!

こんなところからも。。。

上の写真のように、ガスが噴出してる岩の周りには

黄色い硫黄の結晶がビッシリとこびりついています。

近づくとこんな感じ。

そんでもって、ここは硫黄のニオイがプンプンします。

注意点として

源泉がいきなり噴出する可能性もあり、大やけどしたら大変なので近づくのはやめておいた方がいいです。

でもこんなに間近で硫黄の結晶を見ることができてちょっと興奮しました。

池の反対側には川が流れています。川沿いにも温泉ガスが噴き出しています。

池と川の間にはハイキングコースが設けられていて、川に沿って山を登れます。入り口はこんな感じ。

このハイキングコースを登っていくと川沿いから噴き出ているガスを見ることができます。

ちょっと別府温泉の地獄めぐりを思い出しました。たしか別府もこんな感じだったはず。。。。別府の地獄めぐりは入場料をとられますが、安心してください。

龍鳳谷公園は無料で入場できます。

ハイキングコースをそのまま歩いていくと、健福橋という小さな橋が見えてきます。

この橋の右側はこんな感じの光景が広がっています。

左側は。。。。

同じ場所とは思えない光景が広がっています。配管がそこかしこにたくさん張り巡らされていて非常に見苦しいですが、もしなければ、すごい綺麗な場所です。紅葉も見られたらさながら京都のような感じでしょうか。。

で、橋を渡って対岸に行きますが、これといって何もありません。強いて言えば温泉ガスがめっちゃ噴き出している岩が一番奥に見えます。

アップすると。。

氷柱のようにとがった硫黄の結晶が見えます。神秘的ですね~。

これ以外、特に何もなかったのでそのままハイキングコースに引き返しました。そのまま登っていくことももちろんできますが、今回ここを訪れた目的はハイキングではなく温泉に浸かることなので、公園の方に戻りました。

ちなみに、この龍鳳谷公園は車を停めることができるので、レンタカーで来てもOKですね。

【行義路温泉の秘密:造成温泉】

上述の通り、駐車場の右側には川が流れていて、飛び石伝いに対岸に渡れます。対岸に渡って右方向に道があるので、その道を歩いていくと、こんな施設が3つほど現れます。

よくわからない人工の建造物ですが、その隣にはこんな説明書きが。。。

ん??

温泉生成施設??

説明によると、

この温泉生成装置を利用して温泉ガスと原水を混合させ、温泉を生成しているとのこと。

要するに行義路温泉は

造成温泉

と言うことです。

疑問を感じたらとことん調査しないと気が済まないタイプなので、この件について徹底的に調査しました。

すると行義路温泉についての非常に興味深い記事がネットで見つかりました。(中国語がわかる方は是非原文をご覧ください。)

この記事のポイントを抜粋すると。。。

1.行義路温泉は昔から造成温泉であった。

2.温泉業者が独自で勝手に川沿いに配管を巡らし、これまた独自で温泉ガスと川の上流の冷水を混合させて温泉を生成していた。

3.業者の配管によって温泉近辺の景観が損なわれている。(激しく納得。)

4.温泉業者が独自で配管を敷設し温泉を生成する方法をやめさせ、行政(台北自来水事業所)が温泉生成施設と温泉貯蔵施設を建造し、それら施設を通して温泉を各温泉宿に一括供給する。

5.工事完了後、景観を損ねている業者の違法配管(計10万メートル!)を撤去する。

と言うことなので、上の写真にある温泉生成施設は台北自来水事業所が建造したものになります。

この施設で温泉ガス原水を混合させて温泉を生成してるんですね。ちなみに原水は近くに1000トンの原水を貯水できる施設も建設しており、そこから引っ張ってきています。

近い将来、この付近に張り巡らされていて景観を損ねている違法配管が全撤去されるはずなので、そうなればもっと観光地として利用できるかもしれませんね。

今現在この龍鳳谷公園は非常にマイナーで観光客もあまりいませんから。。。。

終わりに

今回もマイナーどころの観光地を紹介させていただきました。

この近辺には似たような温泉ガスが噴出してる場所が多くありますし、足湯スポットもあるので、レンタカーを借りて観光するのもいいかも知れませんね。

有名どころだけでなく、こう言うローカルなマイナーなスポットにも是非挑戦してみてください!!

以上

台湾マスターでした。