おすすめ!中国語の勉強方法
お疲れ様でございます。
台湾マスターです。
語学学習、興味ありますか?
中国語、興味ありますか?
今回は勉強方法とコツについてご紹介します。
語学を習得するためには?
いきなりですが、語学習得、これローマは1日にしてならずです。中国語では「羅馬不是一天造成的」と言います。「勉強して1週間で話せる!!」なんてことをネット記事や広告で見たりしますが
メルヘンなこと言ってる場合じゃないです。
コツコツ積み重ねが必要です。ある程度の目安としては、語学留学で台湾に来て、語学学校で必死のパッチ勉強した場合。
半年でなんとか自分の意思を相手に伝えることができる。
↓
1年で日常生活であまり困らない。
↓
2年で基本文法、基本単語を全て理解し、生活に困ることない。
↓
これ以上は語彙、単語量を増やしていくのみの作業
ざっくりこんな感じです。
勉強方法について
文章を読む
まず文章を読んで読んで読みまくります。
辞書片手に、わからない単語があれば、その単語の上にピンインと意味を鉛筆で実際に書き足していきます。で、意味と発音を調べ終わったら、その文書を声を出して読みます。
何回も何回も気が狂ったように読みまくります。
可能ならいい感じに朗読ができるようになった時点で録音して、自分で聞いてみます。自分で聞いても間違いがわからない場合があるので、台湾人の友達か、語学学校の先生に聞いてもらい、間違いを指摘してもらいます。これを半年間続けてください。騙されたと思って、続けてください。半年後、自分の語学が急激に伸びていることを実感できるはずです。
では何を読めばいいのか?
一番いいのは、台湾の新聞です。新聞の記事を1つ選んで、ピンイン振って単語の意味調べて、大きな声で読んでください。台湾の経済新聞「工商時報」とか「經濟日報」が一番いいですが、経済の内容は難しいし、専門用語もたくさん出てくるので、3日も続かない恐れがあります。なんで、一般の新聞を読めばいいと思います。
「一般の新聞って??」
そうきますよね。
台湾には大手新聞社が4社あります。
自由時報・中國時報・聯合報・蘋果日報
この4社です。
日本の新聞社と同じく、各社政治的立ち位置が異なります。ウィキペディアさんに聞いてみてください。色々説明が書いてあるんで。
一つだけ言っておきますが、蘋果日報(アップルデイリー)立ち位置的には日本の東スポです。秀逸な記事を期待できるかは、独自で判断してください。
私はずっと中國時報を読んで勉強してました。四字熟語(中国語では成語 cheng2 yu3)とかの知識を主にここで習得しました。
真っ当な新聞には台湾の時事問題、生活情報等が「ふんだん」に鏤められているいるので、教材としてはもってこいなのです。台湾に住んでなかったら紙の新聞は入手できないので、ネットの記事を印刷し、教材とすればいいでしょう。
日記を書く
中国語で日記を書いてください。
毎日毎日寝る前に、スマホでくだらん記事見る前に、日記を書いてください。で、台湾人の友達か語学学校の先生に見せて、間違いを指摘してもらいましょう。プライドなんか捨ててください。
この2つの方法を半年続けるだけで、もう中国語はマスターしたも同然です。この方法は日本人の苦手な「聞く、話す」の能力を伸ばすだけでなく、「読み書き」も強化できる、最高の方法です。「聽、說、讀、寫」、全てこの方法でカバーできます。
おすすめです。
面倒くせと思っているそこのあなた、
今すぐに始めてください!!
時は金なりです。
この努力はいつか、ものすごいリターンを生み出します!!
ということで、今回はここまで。
-
前の記事
台湾の中国語と中国の中国語、違うの? 2018.03.05
-
次の記事
台湾で中国語勉強したら台湾訛りになる?その影響は? 2018.03.16
早速台湾で新聞を買ってきたところですが、初学習者なので文法に関してあまり知識がありません。その場合でもとりあえず新聞を読み、発音を学習し、文法などに関しては日記等でアウトプットして学んでいくという解釈でよろしいでしょうか?
ご回答の程よろしくお願いします。
トクメイトクメイ様
コメントありがとうございます!!
基本的にはその通りです。
中国語の文法はいたってシンプルでそんなに難しくないです。
新聞の文章をよく読み、単語と単語を区切ってみて、どれが主語なのか?どれが動詞なのか?どれが目的語なのか?を探して見ます。
で、その主語、動詞、目的語の位置に別の単語(主語、動詞、目的語)を入れてみて、文章を作ってみます。そんな感じで、新聞の文章の真似をしながら日記を書いていれば、文法はそのうち感覚でわかるようになります。
書いた日記は確実に文法的間違いを指摘できる先生や台湾人に見てもらいましょう。間違ったまま覚えてもダメなので。
新聞については、文章中のわからない単語の意味をスマホか電子辞書で徹底的に調べます。
※私は電子辞書派でしたね。と言うか当時は電子辞書しかありませんでした。(笑)紙の分厚い辞書はオススメしません。重いし調査効率が悪いですからね。
新聞に出てくる単語は難しいものが多く、四文字熟語もよく出てくるので、初めのうちは全くなんのことを言ってるのかわからないかもしれませんが、とにかく徹底的に意味を調べれば、そのうちどんなことを書いた記事なのか、わかるようになります。
そして、それと同時にわからない単語の上にピンイン(またはボポモフォ)を実際に書いて、声調に合わせてその単語を読み上げます。文章中の全部の単語の意味を調べたら、文章になるので、その文を流暢に読めるまで何度も何度も読み返します。そのあと、台湾人の友人か、学校の先生に聞いてもらって間違いを指摘してもらえばバッチリです。
あるいは、スマホのSiriやOK GOOGLEの設定を中国語にしたり、音声文字入力を中国語の設定にして、自分の読んだ文章や単語がきちんとSiriに聞きとってもらえるかとか、読んだ文章が音声入力できちんと反映されているか、という方法も非常に役に立つと思います。
もっと科学的にアプローチするならば、単語を読んだりその意味を覚えたりするときには体を動かしてください。そうすれば記憶力が向上します。座ってずっと勉強するより、体を動かしながらの方が効率よく脳に記憶されます。
私がよくやってたのは、少し中国語が読めるようになってきたら、散歩しながら目にする看板とか標語を声を出して読んでみることです。わからない漢字の看板を見かけたらすぐにスマホや電子辞書を取り出し意味と読み方を調べる。そして歩きながら声を出して読む。これは良かったですね。散歩も楽しくなります。
とにかく、あらゆる機会を利用して積極的に勉強するのが大事ですね。
お金を払って学校に行かれてるようでしたら、先生に日記を見せて添削してもらえるか聞いたらいいと思います。100文字くらいの文章なら先生の負担にもならないですしね。
台湾マスターより
台湾マスターさま
丁寧にご回答くださりありがとうございます。
注音のルビが降っている國語日報というものを発見しましたので、最初はこれで頑張ってみようと思います。半年後の自分に少し期待しつつ、地道に学習を続けます。
トクメイトクメイ様
国語日報はいい新聞ですね。勉強になると思います。
半年後には是非、中国語でコメントしてくださいね。
台湾マスターより。