マジメな話題から笑える小噺まで。ニッチな台湾を紹介します。

台湾の害虫~蚊とゴキブリと、時々、ネズミ。

台湾の害虫~蚊とゴキブリと、時々、ネズミ。

ど~もこんにちは。

台湾マスターです。

今日はすこし私の苦手な分野を記事にしようと思います。

テーマは

害虫

です。

害虫と一括りに言っても世の中にはいろんな害虫がいますね。蚊、ゴキブリ、ダニ、アリ、ハエ、そして虫ではないですがネズミ

ありとあらゆる自然界の生物が「害虫」と呼ばれ、蔑まれつつも必死で生きています。どんな殺虫剤が開発されようとも、生命力がパネェ害虫は消えることなくしぶとく生きています。

今日はそんな日の目を見ることない台湾の害虫にスポットライトを当ててみましょう。

※写真は出て来ませんが、イラスト等が出て来ます。苦手な方はご遠慮ください。

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台湾の害虫:蚊

蚊、これは世界でもトップレベルの嫌われ者ですね。蚊が媒介する感染症で世界中で多くの人の命が奪われています。

よく聞く感染症は、

デング熱

ジカ熱

マラリア

ですね。

このうち、台湾で猛威を振るっているのが

デング熱

です。

台湾のデング熱の歴史と統計

すこしマジメな話になります。ご注意ください。

台湾の衛星福利部疾病管理センターの資料を調べたところ、台湾において1915年、1931年、1942年にデング熱が台湾全土で流行し、1942年の大流行時には人口の6分の5(約500万人)が感染したとの記録が残っています。

大流行後、40年程鳴りを潜めていましたが、1981年に屏東の琉球郷(屏東外海の島)でデングウイルス2型の比較的大規模な流行が発生し、1987年と1988年には高雄エリアでデングウイルス1型が流行しました。

その後は2013年までは、2002年に同じく高雄エリアでデング熱が大流行した以外に目立った流行はありませんでした。

2004年から2013年までの10年の間、2007年、2010年、2011年及び2012年、本土の感染例は1000件を超えており、2006年、2009年及び2013年は500件以上1000件未満という状況でした。

そして、2014年と2015。この2年は高雄と台南エリアでデング熱が大流行し、10,000件以上の感染例が確認されています。

また、注目すべき点として、デング熱の輸入感染症例は1999年には26件のみだったのに対し、2008年には226件、2010年は304件、2013年は264件、2014年は240件、そして2015年は365件と、15年で急増しています。東南アジアのデング熱大流行の波を受けて、台湾本土でもその影響を受けているということですね。

台湾の蚊:私的所見

私はずっと台湾の北部に住んでいるで、ここでは北部の「蚊」について私的所見を述べたいと思います。台湾北部在住の方は

「あ~、確かにね」

と思っていただけるかと思います。

台湾の蚊あるある1:デカい。

台湾の蚊ってデカいです。というか、デカい蚊をよく見ます。もちろん小さい普通の蚊もいますが、デカい縞模様の蚊をよく見ます。

とりわけ冬の蚊はおしなべてデカいです。1センチを超える個体をよくみます。

ただ、デカいんですぐに始末できます。動きもトロいです。

台湾の蚊あるある2:冬の方が多い。

台湾の蚊は冬の方が多いです。

厳密に言うと、

家の中での出現率が夏に比べて大幅にアップします。

台湾の場合、5月ごろから頻繁に自治体が蚊の発生源である側溝や排水溝に殺虫剤をまきます。ただ、最近では積極的に殺虫剤を散布しまくるではなく、「蚊の発生源は各自で積極的に対策・処置すべきであり、怠れば伝染病防止法(傳染病防治法)第25条&第70条により罰する(罰金3,000~15,000元)」という指針の下、デング熱対策を行っています。

※基本的にはまず改善勧告があり、改善しなかった場合に罰金を払わされます。

第25條(病媒之撲滅、病媒孳生場所之清除)【相關罰則】第2項~§70

地方主管機關應督導撲滅蚊、蠅、蚤、蝨、鼠、蟑螂及其他病媒。
前項病媒孳生源之公、私場所,其所有人、管理人或使用人應依地方主管機關之通知或公告,主動清除之。

第70條(罰鍰)

有下列情事之一者,處新臺幣三千元以上一萬五千元以下罰鍰;必要時,並得限期令其改善,屆期未改善者,按次處罰之:
一、違反第二十五條第二項規定。
二、拒絕、規避或妨礙主管機關依第三十六條規定所定檢查、治療或其他防疫、檢疫措施。
三、拒絕、規避或妨礙各級政府機關依第三十七條第一項第六款規定所定之防疫措施。
四、違反第四十六條第二項檢體及其檢出病原體之保存規定者。
有前項第一款情形,屆期仍未完成改善情節重大者,必要時,得命其停工或停業。

引用元:傳染病防治法

夏の時期は上記のように自治体が殺虫剤を散布したり、各自が努力することで蚊の発生が抑えられていますが、冬になるとやはりその効力が弱まります。

基本、蚊は暖かい場所を好むので、冬になると外は寒いので、

暖かい屋に不法浸入してきます。

で、なぜか寝ていると時にでっかい蚊が4、5匹襲ってきます。

そんな時にどうするか?

私は以下の手法で蚊を撃退しています。

台湾で蚊を撃退する方法。

台湾に住んで15年程経ちますが、私は蚊を撃退するために

Made in Japan

のスペシャルアイテムを使用しています。

それがこれ。

フマキラーから出ている「おすだけベープ」です。

いやぁ、これは効果てきめんですね。

もともと友人がこれを買うよう勧めてくれました。

友人曰く、

「お風呂入る前におすだけベープを寝室でプシュっとやって、風呂あがって、いろいろやって寝室に入ったら、ものすごい数の蚊が息絶えていた

とのこと。

ほんまかいな。

と猜疑心の強い私は早速日本に帰国した時におすだけベープを買って、実際に使用したところ、

確かにものすごい効果でした。

朝起きたら、地面に息絶えた蚊が何匹も横たわっていました。

さすがはMade in Japan!

で、これだけでは足りない気もするんで、私はこれも日本で買ってきて併用しています。それがこちら。

同じくフマキラーの「どこでもベープ」です。

この製品もいいですね~。カートリッジ式で電池と薬剤がセットになってて、電池交換とかもしなくていいんですよ。電源コードがないんでどこでもおけるんですね。だからどこでもベープという名前なんでしょうが。。。

そして超静か。

まるで音がない。本当に動いているのかが疑わしいほどに静かです。ニオイもありません。素晴らしいアイテムです。

私はこの二刀流で夏場だけでなく冬場もしのいでおります。

蚊に刺されたら。

万が一刺された場合は、私は大好きな「キンカン」を患部に塗りたくります。同じく台湾では入手困難なので、日本帰国時には必ず買って帰ります。

台湾で有名なかゆみ止めというか、万能薬は「緑油精」というもので、台湾人は大概携帯しています。

まあ大概携帯してるというのはちょっと言い過ぎですが、かなりポピュラーなかゆみ止めです。値段も高くないので、台湾のお土産として買って帰る日本人旅行者もたくさんいます。私も使ったことありますが、いい商品です。私の愛する「キンカン」にはかないませんが。。。

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台湾の害虫:ゴキブリ

私はゴキブリが大嫌いです。

まあ、ゴキブリが好きなんて人はあまりいないでしょうから、私のような大嫌いの人は世の中にごまんといることでしょう。ただ、これだけは言っておきたい。

私のゴキブリに対する嫌悪感は一般男性のそれに比べてはるかに上をいっている

ということです。

まず、ゴキブリが出たらとりあえず大声を出してしまいます。

「キャー」でもなく、「ワー」でもなく「ワオ!」でもなく、

「オゥ!!」

という微妙な野太い成人男性の声です。で、妻はその声にビックリします。というか、「あ、またか」というような鋭い目でこちらを見てきます。

基本、自分では到底退治できる相手ではないので、発見次第、すぐに妻に退治を依頼します。もし妻がいなければひとまず見なかったことにして、妻が帰宅した段階でワザとらしく、あたかも今発見したかのように「オゥ!!」っと叫び、すぐさま妻の方を見て協力を仰ぎます。

まあ、そんなゴキブリも退治できないダメンズです。

台湾のゴキブリ:私的所見

そんな大嫌いなゴキブリですが、

台湾はとにかくゴキブリが多い!!

暖かい気候ですし、台湾の文化として夜市や出店等の飲食店が多いため、そこらへんで本当によく見かけます。

「普通こんなにいるゥ?ありえへんやろ。」

っていうくらいの勢いで奴らは存在しています。

でも、台湾のゴキブリは日本のゴキブリと少し違う気がします。

台湾のゴキブリあるある1:敏捷性はそこまでない。

ゴキブリの敏捷性ったらものすごいですよね。追いかけても追いかけてもなかなかの勢いで逃げます。で、見失ってしまうことも多々あります。

ゴキブリはとても足が速く、1秒間で体長の50倍の距離を移動できます。人間の身長に換算した場合、危険を察知したゴキブリのスピードは、なんと時速300Km以上。新幹線よりも速い計算になるから驚きです。発見した際になかなか仕留められないのも頷けますね。

引用元:アース製薬「知らないほうが幸せかもしれない、ゴキブリの驚異の身体能力と繁殖力。」

ゴキブリ凄すぎだろ!!!

時速300キロって。

でも安心してください。私見ですが、

台湾のゴキブリはそこまで速くありません。敏捷性は日本のゴキブリ以下でしょう。たぶんMAXでも時速200キロくらいしかでてないので、スペック的には対日本でマイナス30%ほど劣ると思います。

30%劣ったところで時速200キロは出てるのでまあまあ速いんですが、十分仕留めることのできるスピードです。

台湾のゴキブリあるある2:結構飛ぶ。

日本のゴキブリも危険を感じたら飛ぶ時もありますが、基本は地上戦ですよね。

しかし、台湾のゴキブリは結構頻繁に飛びます。

地上戦のみならず空中戦も視野に入れて対策を練る必要があります。

以前に家の中で不意にゴキブリが私の顔を目がけて飛んできて失神しかけた経験があります。奴はものすごい度胸でしたね。さながら特攻隊でした。まあ、そういうこともあってゴキブリが大嫌いになって、ほぼほぼPTSDになってしまったんですがね。

台湾のゴキブリあるある3:最低地上高が高い。

最低地上高とはいわゆる「車高」です。最近世界中でブームのSUVも一般的な車に比べて車高が高くなっていますね。

実は台湾のゴキブリの「車高」も日本のに比べて高いです。まあ車じゃないので「虫高」とでも呼べばいいのでしょうかね?

いずれにしても、日本のゴキブリは「平面的」ですが、台湾のゴキブリは足が長くてより「立体的」な感じです。言葉で説明してもあまり理解できないと思いますので、コンピューターを使って絵を描いてみました。ちなみに中学の頃、美術の成績で「5」を取ったことがあります。

車で言えば、メルセデス・ベンツのGLAであったり、スバルのレガシー・アウトバックのように、最低地上高が普通よりちょっと高いんです。

こんど台湾に来た時、気になる方は是非注目してみてください。

台湾でゴキブリを撃退する方法。

台湾でゴキブリを退治するには「殺虫スプレー」を使用するのがベストなんですが、

台湾では日本が誇る秘密兵器「ゴキジェットプロ」が売ってません。

スプレーなんで飛行機持ち込みが禁止で、台湾に持って帰ってこれないんですね。

手に入らない以上、エコな新聞紙で戦うよりほかありません。地上戦はなんとかなりますが、空中戦に持ち込まれた場合、新聞紙ではどうにもならないのが現状です。まあ、戦うのは妻なんですがね。

台湾にもちろん殺虫スプレーが売ってるんですが、とにかく

ニオイがたまらなく臭い。

ゴキブリへのダメージはもちろん、散布した自分へのダメージも半端ないので我が家では使用しておりません。

ニオイが気にならない方は、是非台湾で売っている殺虫スプレーを購入し、家に置いておきましょう。

台湾の害虫:ネズミ

ネズミは虫じゃないですが、害のある動物であることは間違いないですね。

台湾ではネズミがめちゃめちゃ多いです。これもゴキブリが多い理由といっしょで、飲食店が多いからでしょう。街中を歩いていると本当によく見かけます。

日本にいるときはネズミなんか見たことなかったので、初めて見たときはビックリしました。っていうか、初めてみたのが、家の中だったんでもっとショックでした。

今はマンションの上層階に住んでるので、ネズミが出ることはありませんが、以前に住んでいたのはアパートだったんで、家の中でネズミを見ることが多々ありました。

台湾のネズミは容赦なく家に侵入してきます。敏捷な動きで尚且つ中島翔哉もビックリするくらいフェイントも上手いため、捕まえるのは至難の業です。

じゃあ、どうやって捕まえるんかというと。。。

台湾でネズミを撃退する方法。

こちらで一番ポピュラーな方法は、ネズミホイホイのような粘着性シートを使用した方法です。

ただ、この罠にかかったネズミを処理するのが結構グロテスクなんで、はじめて見た人は卒倒すると思います。私は無理です。

もう一つはシンプルに罠(ネズミ捕獲かご)を仕掛ける方法です。

この方法も、仕留めた後どう処理するの?という問題に直面するため、素人は無理でしょうね。台湾のネズミ捕りのプロは捕まえたネズミを水の入ったバケツに入れます。その後どうなるかは想像にお任せします。

という風に、後処理に困るのがネズミの難点です。

殺鼠剤を利用する手もありますが、私はオススメしません。経験上、見えない場所でお亡くなりになられると、そのうち耐えがたき異臭を放ちはじめ、処理が困難です。

「害虫」の中でも一番たちが悪いのはやはりネズミでしょうね。

終わりに

台湾は暖かいですし、夜市やレストラン等の飲食店が多く、尚且つ住宅街にも飲食店があるため、害虫に悩まされることが多々あるかと思います。

今回は、蚊、ゴキブリ、ネズミにターゲットを絞ってお話しましたが、そのほかにも様々な害虫がいます。

もし今後台湾に駐在や留学で来る予定のある方は、かゆいとこに手が届く日本製の虫よけであったり害虫駆除グッズを日本で買って台湾に持ち込まれるほうがいいでしょう。

以上

台湾マスターでした。

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