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内湾老街のひっそり存在しているシュールさ満点な内湾親水公園

内湾老街のひっそり存在しているシュールさ満点な内湾親水公園

どーもこんにちは。
台湾マスターです。

久々の観光系の投稿です。

と言っても日本からこのポンコツブログをご覧になってくださっている読者様はこのコロナの状況では行こうとしても行けないので、心苦しい限りですが、次回旅行で来られた時の参考にしていただければと思います。

さて、この「内湾」という場所は過去にも紹介したことがありました。
「老街」というレトロな商店が立ち並ぶ観光名所で、近くには温泉もあり、私は結構好きな場所です。釣りもできますしね。

で、私は1年に2~3回は訪れる場所なのですが、今回この内湾で

もんのすごいシュールな公園

を発見したのでご紹介したいと思います。

その名も「内湾親水公園」です。

内湾親水公園(nei4wan1qin1shui3gong1yuan2)

内湾老街のちょうど下の駐車場スペースに隣接する公園です。

「油羅渓」という川と老街の間にある感じですね。

グーグルマップ

内湾老街のちょうど下の駐車場スペースに隣接する公園です。

「油羅渓」という川と老街の間にある感じですね。

トリビアとしてはこの「油羅渓」は「you2luo2xi1/ヨウ・ルオ・シー」は「油羅渓谷」とも言って、発音は「you2luo2xi1gu3/ヨウ・ルオ・シー・グ」で日本語の「よろしく」から取られています。

入口

駐車場のスペースに隣接していますが、入り口にはこんな感じの看板があります。

親水公園看板

そしてこの看板のお向かいにある銅像。

親水公園銅像

うーん。。。。

なんだろう、どっかで見たことが有るような無いような。。。

この表情。このまんざらでもなさそうな満足げな表情。

もしかしてビリケン!?

ビリケンなのか!?

Slu billiken.jpg 

ウィキペディアから拝借した画像と比較すると、確かに似てる気がする。

服を着て中華ナイズドされたビリケンっぽい感じ。

それとも日本の二宮金次郎的な銅像なのだろうか。。

何のマスコットなのか、知ってる人がいれば是非教えて頂きたい。

そしてこの銅像の後ろ側に驚くべきシュールな風景が。。。

リサイクル芸術作品

銅像のとなりに細道がありそこから公園に入っていくと。。

何か超汚い「カカシ」たいのが見えてくる。

内湾リサイクルカカシ

この時点でホラー感が漂っている。

夜には絶対来たくない。

で、そのまま進んで行って、このカカシを前から見ると。

内湾ジョイマン

なんてへんてこりんな顔だ。

ただ、これもどっかで見たことある気がする。

「ナナナナ―、ナナナナ―」って小気味良いラップ調の声が聞こえてきそう。

そう、ジョイマンだ。

ジョイマン

画像元:IZA

この手の開き方はすしざんまいジョイマンしかない。

ただ、台湾では恐らくだれもジョイマンのこと知らない。だろう。

なので決してジョイマンポージングインスパイヤされたオブジェではない。

しかもこの上なくチープなオブジェだ。

小学校の時の図画工作で誰しもが作ったことがありそうなフォルム。

よく見ると腕は「台湾ビールの」空き缶でできている。

もうお気づきの方もおられるでしょうが、これらは

資源ごみをフル活用したリサイクルオブジェなのだ

この作品はどうやら明新科技大学の生徒たちが作成したものらしい。

説明をみると

本作品の90%以上は「竹東(地名)」の資源回収センターから回収された廃タイヤ、廃鉄筋、廃アルミ、廃CD等を利用しています。

え?

じゃあ逆に言えば10%くらいは新品の材料を使ってんじゃん!

このクオリティなら100%リサイクル品だろうよ。

しかもよく見ると、

メンバーは9名ほど。

現在、このメンバーの状態はいかに。。。

内湾リサイクルオブジェ

まずはこの3名。うち1名は撃沈。

そして、

なんだこいつ。初期状態では両手?にプロペラがあったらしい。

そして、

なんだろう、わかんない。

そして

これはまだオブジェ感はある。

そして極めつきは、

ちょっとプラトーンを彷彿とさせる戦死っぷり。ギターを愛し、ギターに愛された男の最期なのだろうか。

以上

9名メンバー全員の現状をお伝えしました。

ゴミだな。

うん、全部ゴミだな。

まあ、もともとゴミからできてるんだからゴミだろうよ。

説明が無ければ

単なる不法投棄でしかない。

オズの魔法使いの登場人物を1000倍劣化させたポンコツアート

と言ったところでしょうか。

この親水公園の世界観、すごいです。

風景

まあ、これらのリサイクル芸術作品は論外ですが、風景としてはまあまあキレイなところもあります。

たとえば、

こんあ感じの池があったり、

橋があったり。

ビリケンさんが牛に乗ってたり。

ちょっと泡が気になりますが、川っぽいものがあったり、親水公園の名に恥じない造りであったりはします。

実際、写真の撮り方次第では、このサイトで紹介されているようなキレイな風景に化けたりします。

※ただし、ポンコツアートの写真は掲載されてません。

終わりに

なんでこんなポンコツを残してるんだろうと不思議になってグーグルマップの評価を見てたりすると、どうやらこの公園、きちんとした管理ができてないらしい。

どうりで草ボーボーで手入れされてない感が漂ってたわけだ。

せっかく内湾という観光地にあるんだから、もっとキレイにしてほしいですね。

ということで、内湾親水公園の紹介でした。

コロナが終わったら是非、皆さんも観光で内湾に来てみてください。

台湾マスターでした。