ビジネスパーソン必見!台湾の決算書の読み方。見て損はないですよ!
お疲れ様です。
台湾マスターです。
だいぶ前になりますが、東京羽田ー台北松山便が就航してから、日本のビジネスパーソンの往来が一気に増えましたね。中には日帰り出張を強いられる人もいるみたいです。世知辛い世の中ですね。出張という名目で美味いもん食って楽しいことしたい人も多いでしょうに。
さてさて、ビジネスパーソンが企業と商談する前に必ず目を通しておかないといけないもの。それが取引企業の決算書です。非上場なら相手に要求して見せてもらうしか無いですが、台湾で上場している企業であれば、「公開資訊觀測站」と言う投資サービスセンターのサイトで決算書がすぐに入手できます。
決算書の入手方法
まず、検索部分に企業名や銘柄コードを入れて見ましょう。
ここでは、泣く子も黙る超優良企業「TSMC」を例に説明しますね。
TSMC/台積電の銘柄コードは「2330」です。
「台積電」か、「2330」と入力して見ましょう。
決算書を見たい場合はバーの「財務報表」をクリックして、
「採IFRSs後」→「財務報告公告」と進む。
その後表示されたページで「査詢」をクリックする。
すると、最新の決算書が見事に表示されます。
決算書の読み方
決算書見たことがある人なら大体わかりますが、いくつか大事な情報をピックアップして日本語に訳しておきましょう。まず、ちょっと古い人なら一番先に確認するBS内の「自己資本比率」。
これは中国語では「權益總計」と言います。
決算書の「權益總計」の欄の「%」の部分が自己資本比率です。
次にチェックするのがPLですね。
營業收入=売上高
營業成本=売上原価
營業毛利=粗利(売上総利益)
營業利益=営業利益
本期淨利=当期純利益
基本每股盈餘=EPS
しかしこう見ると、TSMCは本当に超優良企業ですね。
※キャッシュ・フロー計算書については、このWEBページには記載されていないので説明は省略します。
まとめ
上司と台湾出張行く前に、まずこの方法で商談相手の決算書を入手し、研究して、研究して、頭に数字を叩き込んでおきましょう!それで、商談中に決算書の「数字」を出してドヤ顔で商談相手に色々聞いて見ましょう!その勇姿を見たあなたの上司は恐れおののくことでしょう。開いた口が塞がらないでしょう。
あなたの評価うなぎのぼりです。
ということで、今回はここまで。
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