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台湾森永製菓、黒糖ミルクキャラメルの栄養成分不当表示問題。

台湾森永製菓、黒糖ミルクキャラメルの栄養成分不当表示問題。

どーも~!

今日はこちらは曇ってます。

心は曇らないように注意したいですね。

台湾マスターです。

さて、今朝ニュースを見ていると非常に残念なニュースを目にしました。台湾でも皆から愛されている定番お菓子、台湾森永製菓発売の「黒糖ミルクキャラメル」の栄養成分に不当表示があったとの事。日本の森永の看板を背負っているので品質面では是非ともリードしていただきたいのですが。。。今日はこの問題について語ります。

台湾森永製菓について

企業HPをみると説明が載っていました。簡単に翻訳すると「1961年にミルクキャラメル製造販売のため、日本と合弁で台灣製菓股份有限公司を設立。日本森永の技術指導を受けミルクキャラメル等の製品を生産。1980年には現在の台灣森永製菓股份有限公司に社名変更。」となっていました。なので台湾森永製菓は日本森永の100%子会社ではないということですね。ただ、現在の出資割合をみてみると、日本森永が55%、台湾資本が45%ということで、日本森永が過半数以上ですので実質経営権を握っているのは日本森永でしょう。董事長は台湾人で、総経理は日本人です。

栄養成分不当表示問題

2018年3月6日に香港食品安全センターからナトリウム含有量が100グラム当たり20ミリグラムと包装には表示されているにもかかわらず、実際の抜き取り検査では42ミリグラム検出されたとのことで、翌7日に台北衛生局が同商品を持ち帰り抜き取り検査を実施。3月19日、100グラム当たり36.2ミリグラムのナトリウムが検出され、確かに包装表示と異なるナトリウム含有量であることが確認されたため、「食品安全衛生管理法」に基づき台湾ドル4万元の罰金を科された、というものです。

市場における流通

市場への流出は9万500袋で、そのうちおよそ8,000袋が市場で流通の模様。すでに3,000袋は商店の棚から卸し販売を停止し、残りの5,000袋も今月末までには全数回収予定とのこと。

なぜ?

製品の栄養成分表示は20年前の食品開発時の計算結果に基づくもので、今に至るまで材料や配合を変更したこともないため、20年前の栄養成分計算が間違っていたのではないか?との事。台湾森永の工場長は「健康に影響を及ぼすものではないので安心して食べてください。」と発言しています。

個人的な感想

20年前の栄養成分表示がこれまで1回も再確認されていないことに驚きを感じました。台湾ではここ10年程で「食品安全」にまつわる大事件が何度も発生しています。「食用油」の問題や「醤油」の問題やタピオカミルクティーに「可塑剤」が入っていたり、大変な事件が何度も発生しているにも関わらず、20年間栄養成分の再確認をしていないというのはかなり問題だと思いますね。危機感がないと思います。恐らくこの事件が発生したので、製品すべての栄養成分を急いで社内でチェックしていると思いますが、こういう事件が発生するだけで企業イメージが一気に下がりますので、本当に残念で仕方ないです。

私も森永さんのお菓子やアイスクリームはよく台湾でも食べていて、大好きだったので本当に本当にもったいないなあと思います。

今現在急ピッチでリコールを進めていると思いますが、企業にとってリコール対策費用はとにかくお金がかかるし、万が一何か問題が発生すれば裁判に発展したりするので、大ダメージとなります。

起きてしまったことはしょうがないので、台湾森永さんにはこの教訓を糧として、さらなる発展を願いたいものですね。

私は台湾森永さんの製品をこれからも食べ続ける予定です。

ファイト~!

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