グーグル・アドセンスを科学する。合格までの軌跡。
どうも~。
今日も元気に行きましょう。
台湾マスターです。
さて、2018年3月21日、とんでもないことが起こってしまいました。
なんと、
グーグル・アドセンスとアマゾン・アソシエイト、同時合格してしまいました!
とうとう、この記事をかける時がやってきたんですね。どう書こうか頭の中でイメトレはしていたのですが、こんなに早く訪れるとは思っても見ませんでした。
今日はとりあえずグーグル・アドセンスに合格した経緯について、科学的手法を用いて語ろうと思います。そして最後にちょこっとアマゾンアソシエイトについて語ろうと思います。
科学とは何か?What is Science?
「自然を科学」するのはノエビアです。「自然と健康を科学」するのはツムラです。
「科学する」ってなんじゃい?って思いますよね。
「ツムラ」のコマーシャルをみて
ツムラ何言ってんだ?日本語間違ってるぜ!
って思いますよね。皆さんも同じく違和感ないですか?
おもしろい説明を「コトバンク」で見つけたので引用してみます。
《science》一定の目的・方法のもとに種々の事象を研究する認識活動。また、その成果としての体系的知識。研究対象または研究方法のうえで、自然科学・社会科学・人文科学などに分類される。一般に、哲学・宗教・芸術などと区別して用いられ、広義には学・学問と同じ意味に、狭義では自然科学だけをさすことがある。サイエンス。
[補説]「科学する心」とサ変動詞に使用したのは昭和15年(1940)第二次近衛内閣の文相橋田邦彦が最初という。おかしな日本語として問題になった。引用元:コトバンク「科学」 出典:小学館「デジタル大辞典」
やっぱり私の感覚はぶれてなかったですね。台湾に住みついてからというもの、日に日に日本語が退化しているのを実感しますが、その一方で実は78年前の戦時中の日本人と同じ感覚を持っていた自分がいたんですね。我ながら少し感動しました。自信がつきました。
話が脱線しましたが、この「科学」という単語、ものすごい奥深いんですね。ネットで「科学」という文字を調べたら、ものすごい量の難しい記事がわんさかヒットします。で、「科学する」という使い方もあながち間違いではないということがわかります。
私なりにわかった点を簡単に説明すると、「科学する」というのは「科学的方法を用いて考察する。」的な意味合いなんじゃないかと思います。じゃあ、科学的方法とは何か?
第一ステップ:問題認識
解明したい事柄をハッキリさせる
第二ステップ:仮説
問題を説明する根本原理を仮説として建てる。
第三ステップ:演繹(推論)
仮説に基づくと、どのようなことが生じるかを演繹(推論)により導く
第四ステップ:検証
演繹によって導かれた事柄が実現しているかを実験や観察により検証する
第五ステップ:結論
以上の過程により明らかになったことを結論としてまとめる
引用元:島根大学 物理・マテリアル工学科HPより
とまあ、こういうことです。
では童心に帰って、早速「グーグル・アドセンス」の合格までの軌跡について「科学」しましょう。本当に「科学」できるのか微妙ですが頑張ってみます。
グーグル・アドセンスを科学する
第一ステップ:問題認識
どうやらグーグルさんの提供する広告サービスである「アドセンス」は審査が非常に厳しいらしいです。2018年2月末に一念発起でブログを始めたときからこの問題を認識しはじめました。ネット上の情報を見る限り、以下の問題が提起されています。
・2016年3月以降から審査基準が変更され、独自ドメイン必須となった。
・審査基準が変更され、コンテンツの内容と質と量が重視される。
・日記程度のくだらないブログでは通らない。
・ある程度のアクセスがないと審査に通らない。
・開設してある程度の日数が経っていないと通らない。
・プライバシーポリシー・問い合わせ・自己紹介ページが必須。
・写真の掲載はNG。
・審査は通常「1日」ほどかかるとの情報は嘘。2、3ヵ月かかる人もいる。
・コード貼り付けに失敗すると受からない。
・ポリシー違反は御法度
・一度審査に落ちたら2週間ほど間隔を開けてから再申請すべき。
等々です。
しかし、自分は実際にまだ申し込んだことがないので上の情報が正しいのか都市伝説なのかよくわからないですね。
第二ステップ:仮説
いろんな仮説が立てれると思いますが、今回アドセンスを申請するにあたって、こういう仮説を立てました。
アクセス数が少ない、ブログ開設してから日が浅い、そんなの関係ねえ。
第三ステップ:演繹(推論)
広告主の考えていることはなんでしょうか?
広告主は人が集まる場所に広告を出します。多くの人に見られてなんぼですもんね。人がいないジャングルの密林内に広告出しても、意味ないですもんね。広告は人が集まる場所であればあるほど、広告効果が期待できます。同時にそういう場所であればあるほど、広告料金が高くなっていきます。
また、広告主というのは今後人が集まるであろう場所にも積極的に広告を出しますよね。人が集まりだしてから公告を出したら広告料金が高くなるので、人がまだ多くなくて広告料金が安いうちに広告を出し、将来的に人が本当に増えればコストパフォーマンス的には最高の広告になりますよね。
そしてもう一つ重要な点。広告主にはポリシーがあります。たとえたくさん人がいる場所があったとしても、ライバル企業がすでにデカデカと広告を出していたり、健康食品の広告を出したいのにすでに不健康な広告が多数貼られていたり、そんな場所には広告を出さないと決める広告主はたくさんいるますよね。
それで私はこう仮定したんです。良質な記事を書いて魅力のあるコンテンツ作りをして、広告主が嫌がることさえしなければ、
毎日のアクセス数やブログ開設日がどうこうなんて関係ねぇんじゃねえか。
と。
米調査会社eMarketerによると、グーグルさんはデジタル広告界では世界で40%弱のシェアを誇っています。2018年のデジタル広告収入はなんと399.2億ドル(4兆円)と予測されています。ダントツで1位なんですね。グーグルさんが世界で一番広告についてのノウハウをもっているはずです。どういうHPにどういう広告を載せれば広告収入が増えるか、一番詳しいはずなんですね。2018年2月末からはそのノウハウを利用した「自動広告」というものすごい技術まで導入してますからね。ブログの<head>下に指定されたコード貼るをだけで、全自動で広告がいたるところに貼られるというAIを駆使したすごい技術です。
そんなハイテクでハイカラなグーグルさんはブログを見た段階である程度そのブログの将来性とか発展性はわかると思うんですね。良質な記事が掲載されてて魅力があり、将来性があって且つグーグルさんに嫌われることさえしなければ、
現時点でのアクセス数やブログ開設してからの日数なんかどうでもいいと思うんですね。
第四ステップ:検証
「ワードプレス開設初期、「陸の孤島・孤独との戦い」説について。」の記事でも書きましたが、2018年3月4日にワードプレスにてこの「台湾マスター的ブログ」を始めました。もともとSeeSaaブログで無料ブログを5日ほど書いていましたが、「本気出すならワードプレスで独立開業っしょ。」ということでSeeSaaを5日で卒業し、見事2018年3月4日に独立を果たしたわけです。
では検証作業にはいりましょう。
申請時のブログスペックは以下となってました。
・独自ドメイン
・25記事/平均1300文字前後(最低400文字〜最高4500文字程度)
・各記事にいわゆるh2タグと呼ばれるような「見出し」あり。
・プライバシーポリシー・お問い合わせ・自己紹介・サイトマップあり。
・写真あり。(自分で撮ったもの&フリー素材)
・引用元をきちんと表記。
3月9日 アドセンスを申請。LION BLOGのカスタマイズ内に「高度な設定」があり、その下に「<head>直下の自由入力エリア」というそれっぽい部分を見つけたので、そこにコードを貼り付ける。
3月11日 「ウェブサイトのHTMLにコードを追加しましょう」とやんわりコードが貼れていないことをメールにて指摘される。グーグルさん、優しいんですね。でも確かに貼れていた気がするんで、「グーグルさん、ご指摘ありがとう。でも俺、すでに貼っちゃってるから。心配ご無用よ」ということで、なにもアクションしませんでした。
3月17日 「AdSenseのお申し込み状況」と題するメールを受信。「グーグル」からのメールと確認瞬間、心の中でガッツポーズ。「グーグルちゃん、1週間も待たせやがって。」と鼻の下を人差し指の横でこすりながら、メール内容をよくよく確認するとなんと
「ドメイン所有権」の問題で承認されない。と書いてあるではあ〜りませんか!!??
色々グーグルさんに聞いたところ、どうやら早い話「早くコードを<head>下に貼り付けなさい」というお叱りの言葉らしい。
「えっ?貼れてないの?」
ってことで、色々いじくり倒しましたがやっぱり上手くいかなかったので、「LION BLOG 」ではない他のテーマで試したりもしてみました。他のテーマなら問題なく貼り付けれるのですが、でも「LION BLOG 」愛が強かったので、グーグルさんに色々尋ねながら、試行錯誤の上、なんとか「LION BLOG」に審査コードを貼り付けることができました。
そんな訳で番外編ですが、「LION BLOG」のアドセンス審査コードの貼り付け方について説明します。
「LION BLOG」のアドセンス審査コードの貼り付け方
ワードプレス初心者にとってこの審査コードを貼り付けるっていう作業はハードルが高いんですよね。尚且つネットで色々情報を探したのですが、「LION BLOG」の審査コードの貼り付け方について、情報がないんですね。なので、私の経験を書きたいと思います。以下はライオンブログの「子テーマ」を使用していると仮定して書いています。
子テーマでは「テーマヘッダー」はいじれないので、親テーマに切り替えます。
まず。ワードプレスの「外観」をクリックし、「テーマの編集」を選択。すると次のような画面になります。
次にこの画面の右にある「テーマファイル」という文字の下に「この子テーマは親テーマ「LION BLOG」のテンプレートを引き継ぎます」という文章があるので、その文章内の「LION BLOG」をクリックします。そうすると、「親テーマ」を編集できる画面に変わります。それで、親テーマ内の「テーマヘッダー」をクリックします。そうすると次のような画面になります。
上図の青で囲った部分に審査コードをペーストします。
以上です。
説明には<head>下に入れるとしか書いていませんし、まさか<headの隣に<head prefix=”og;http://〇×〇×>とかごちゃごちゃした文字が入ってるなんか知らないので、一体どこにコードを入れたらいいのかわからないんですよね。いろいろグーグルさんに聞きながら自分で内容を整理して、<head prefix=”og;http://〇×〇×>のすぐ下の青枠で囲ったスペースに審査コードを入れた結果、無事コードが指定の場所に挿入できました。
本当にコード挿入できたか確認する方法ですが、ブラウザの「デベロッパーツール」を開くと、よくわからないカラフルなテキストがでてきて、<head>の下にコードが入っているかどうかを確認できます。
※下はグーグルchromeを使用した場合
safariを使用した場合
グーグルさんから指摘が入ってからはヘッダー追加のプラグインとか、「LION BLOG」のカスタマイズで「高度な設定」で審査コードを入れ直したりしましたが、なぜかどれも上手くいかなかったり、審査コードがダブったりしたので、上の方法一択で審査コードを挿入してみてください。成功するはずです。
※ただたんに私が導入しているプラグインが影響してうまくいかなかった場合もありますし、皆様の「LION BLOG」にはテーマヘッダーが普通に<head>としか表示されておらず、さほど迷わないし簡単で場合もあるかもしれませんので、あくまでも、参考にしてください。
その後
上記のように、もう一度貼り直して、速攻再申請し、しばし相手の出方待とうと思いました。
3月21日午前11:30 職場で大事な取引先と商談中の時でした。お金の話になってギスギスした雰囲気が1時間以上続いていました。ふとスマホでGOOGLE MAILを確認したところ「adsense-noreply@google.com」からメールがきていました。何気なしにこっそり開いて見た所、
黒人少年こっちを向いてがウィンクしたりポップコーンがポップしちゃってるじゃないですか!
もう商談なんかどうでもいい。大学受験で受かった時以来の心のドキドキが私を襲いました。
その後午後6時まで商談がず〜と続いてたんですが、あら不思議。全然ストレス感じないんですね。
グーグルさんありがとう!
第五ステップ:結論
話がそれ過ぎましたが、科学的方法の最後のステップが残っていましたね。というか書いてる自分ですら仮定がなんだったのか忘れていました。もう一度復習しましょう。
仮定:アクセス数が少ない、ブログ開設してから日が浅い、そんなの関係ねえ。
「台湾マスター的ブログ」の申請時から合格日の
毎日のアクセス数(PV)は最低0〜最高16
毎日のユーザーは最低0〜最高7人
ブログ開設日〜アドセンス合格日まで17日
でした。
結論
アクセス数が少ない、ブログ開設してから日が浅い、そんなの関係ねえ。
そして再申請も2週間も間隔開けなくてもいい。(ドメイン所有権の問題に限っては)
広告主の立場をよく考え、出来るだけ見やすい、そしてわかりやすい内容でブログを書くよう心がければ、自ずと受かるのではないかと思います。審査がものすごい厳しいという訳ではないと思います。ただ、グーグルさんは通常1日で審査は終了しますとおっしゃっておられますが、非常に忙しくしておられるので、2週間は見ておいた方がいいです。
アマゾン・アソシエイトは科学する時間がなかった
ネットで情報を見ると、アマゾン・アソシエイトの審査もそれなりに厳しいということだったので、「ダメもと」でブログは何もいじらず申請してみました。
3月21日午前9:00に申し込み
3月21日午後1:10に合格通知
その間、たった4時間10分。
超速で合格するというなんとも呆気ない結果でした。グーグルアドセンスに合格した余韻がまだまだ残ってて、全然嬉しさはなかったですね。
これで2大広告サービスをコンプリートしたので、今後はこのツートップで頑張っていこうと思っちょります。
最後に
結構やる気満々でアドセンスを科学しようと、科学させてやろうと意気込んで書いてみましたが、最後は若干こじ付けとグダグダ感が否めない記事になってしまいました。最後まで長文読んでいただいた方に申し訳ないです。アドセンスで儲かって来る頃にはもう少しましな文章になってると思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
最後に、
グーグルさん、アマゾンさん
これからもどうぞご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
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