レシート(統一発票)の換金方法が変わります!要チェックですよ!
こんにちは。
すっかり春になりましたね。
春気分の台湾マスターです。
今朝衝撃的なニュースを目にしました。
それは、「統一発票の換金方法が変わる!」というものです。台湾に詳しくない方からするとまず「統一発票ってなんじゃい?」って感じですね。
まず統一発票とはなんぞやについて超簡単に説明しましょう。詳しい説明は他のサイトで調べてください。「台湾 レシート くじ」とキーワードを打てば、たくさん情報がでてきます。
統一発票とは?
領収書(レシート)です。
小売業の脱税を防ぐためのレシートで、それには小売業の情報と販売金額が紐づけられており、売上金をちょろまかし脱税ができなくなる制度が1951年1月から始まりました。
レシートにはアルファベット2文字と8桁の数字からなる「くじ番号」が印刷されています。
※個人情報の流出が怖いので、数字や店名は伏せています。悪しからず。
そのくじ番号と政府が隔月の25日に発表する当選番号を照合し、見事
「ビンゴ!」
となれば、最高で1,000万元(日本円3,600万円)がもらえるバブリーな制度です。
ちなみに上の画像のレシートは1~2月分なので、3月25日に当選番号が発表されます。
当選金は?
気になる当選金ですが、
と、こんな感じです。
特別賞が当たれば台北は無理ですが地方でマンションが買えますね。結構な確率で6等の200元は当たります。個人的には今までに1,000元が3回ほど当たったことがあります。それ以外は当たったことがないです。
換金時の変更点
今までは当選したレシートをもって郵便局に行けば換金できましたが、2018年をもって郵便局での換金サービスを終了するとの事です。理由は単純。換金サービスでは儲けがでないからです。儲けを出すには手数料を上げないとだめですが、政府としてはそれを承認したくありません。政府と郵便局とは、もともとの換金サービス契約が2018年までだったそうで、来年以降については換金サービス契約の延長はしないことになったようです。
では2019年からはどこで換金すればいいのさ?
素朴な疑問です。
調べたところ、現時点で第一銀行、彰化銀行、農業金庫、農漁會信合社などが名乗りを上げているそうです。
また、7-11、ファミマ、ハイライフ、OK便利商店の台湾4大コンビニでも換金サービスの利用が2019年以降可能になるそうですが、現時点での情報によると5等以下、すなわち1,000元以下の当選金のみがコンビニでの換金対象となるそうで、一先ずは夜間の資金管理の関係で夜11時以降午前9時までは換金サービスを停止するとのことです。ということは、それ以外の時間では1,000元以下であれば直接コンビニで換金できるようになるんですね。
また、秘策も登場します。それは
政府公式アプリの導入です。
今までは、自分で大量のレシートとにらめっこしながら当選番号を照合したり、アプリで3桁の数字を入力して番号照合したりしてましたが、来年からは政府公式アプリが登場するようです。
便利な点は公式アプリと指定の銀行口座を紐づけることができ、統一発票をアプリに読み込ませ、アプリ内でくじ番号を管理。そして当選番号発表時に即座にアプリ内で照合作業が行われ、当選していれば自動的に銀行口座に当選金が振り込まれる、ということだそうです。
ハイテクですね。
詳しい内容については今後さらに議論されるようですが、いずれにしても2019年からは
郵便局で換金できなくなる!
ということです。
まとめ
個人的には公式アプリの発表はうれしいですね。なんせ2カ月溜まりに溜まった大量のレシートを1枚1枚目をギラつかせながら見なくてもよくなるんですもんね。あれはあれで結構労力をつかうのと、1枚も当たらなかった時の虚無感そして精神的ダメージが半端ないんでね。
では、今回はこれくらいで。
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